8月16日には定例症例検討会が開催されました。長期経過の摂食障害の事例を市民総合医療センターの首藤医師に提示していただきました。複数回の入院を附属病院および市民総合医療センターで繰り返しているため、度々担当医が交替しています。渋々ながら栄養療法を受け入れる時期もあれば、家族を拒否して面談すら拒み、むしろ担当医と蜜月のようになる時期、一切栄養療法を受け入れない時期、そして再度治療を受け入れる時期、と担当医が変れば患者さんのあり方も変わっていく経過でした。こういった様々な様相で展開する治療を地続きとする症例検討は現在の外来担当医の青木医師にとって大変参考になったようです。
カテゴリー別アーカイブ: 活動報告
7月定例症例検討会
7月19日には定例症例検討会が開催されました。市民総合医療センターの太田先生に症例提示をしていただきました。精神疾患の入院治療において、不潔行為や暴力・暴言などにさらされる最前線のスタッフにどのような助言や見通しを与えるべきか、という点について話し合いました。これは子どもの精神医療に限ったことではないですが、みたてと治療方針についてこまめにスタッフとコミュニケーションをとりながら治療を進めることの大切さを確認しました。
7月レジデント向けクルズス
7月5日にはレジデントのリクエストに応える形で上級医のクルズスが行われました。市民総合医療センターの浅沼医師より虐待を疑って帰宅させることを迷う場合の対応について、廣内医師より療育センターでの発達障害診療と告知説明のあり方について、話題提供がありました。どちらのテーマもケースごとによって対応が異なり的確な判断はいつになっても難しいものです。当日語られた、上級医の経験談や診療姿勢は若手医師にとっては学びになったことと思います。
6月定例症例検討会
6月21日には定例症例検討会が開催されました。附属病院の青木医師が症例提示を担当しました。発達障害とトラウマという児童精神科領域の二大テーマを含む事例でしたが、複雑な家庭環境の中で一家が離散していること、本人との対話が解離症状や発達障害特性のためになかなかうまく進まない中でどのようにみたてと治療方針を固めていくかが難しい事例でした。このような事例は複数の支援機関が入るために児童精神科医は診断と治療方針を周囲にわかりやすく共有し、リーダーシップを取る必要があります。しかし実際は三々五々で外来診療の場に立ちあらわれるため症例全体の見立てに苦労するという経験が語られていました。
令和5年度MEWの会
6月10日は児童精神科が当番幹事となって横浜市内の医療福祉教育の子どもに関わる職種が集まるMEWの会が八景キャンパスカメリアホールで開催されました。「不登校・ひきこもり診療の現在地と未来」と題し、廣内医師・浅沼医師・藤田医師が登壇しました。当日は124人の参加があり、コロナ禍中に縮小せざるを得なかったこのMEWの会も元通りの活気を取り戻した印象です。廣内医師が不登校・ひきこもり診療の事例を6例紹介し、浅沼医師が現在ひきこもり家族支援ツールとして着目されているCRAFTの実際を、藤田医師は現在横浜市大で取り組まれているメタバースによる若者の心の支援について紹介しました。
5月定例症例検討会
5月17日は定例の症例検討会が開催され、浅沼医師に症例提示をいただきました。神経性やせ症の背景には、自閉スペクトラム症や注意欠如多動症など神経発達症による生きづらさを抱える人たちが多くいます。特に女子は目立たぬよう規範に沿いながら、こじんまりとした生活を心がけている子どもたちも多くいて学校も家族も「大人しい子」くらいの認識でずいぶんと時間が経ちます。中学校以降になるとじわじわと強まる不適応感から抜け出そうともがくうちに摂食障害を発症していく事例が多くあります。「大人しい子」というベールをかぶった生きづらさを再定義し、これからの指針を示して伴走する必要があるのですが、決められたレールに沿って進んできた子どもを発達特性に沿った環境へ方向転換させるには精神科医としての上手なコミュニケーションと合意のプロセスが求められます。摂食障害は確実な再栄養と十分な療養期間がないと回復しないわけですが、ここに進学・就労のタイミングが重なって将来を見据えた判断をしなければならないときに悩みが生じるものです。当日はその判断の難しさについて話し合いました。
4月定例症例検討会
新年度は新たな若手医師を迎え、児童精神科チームがスタートしました。最初の症例検討会は藤沢病院から戻られた青木芳子医師に担当いただきました。大学病院を離れる前から解離や自傷行為、心理的虐待を背景に児童相談所も巻き込んで苦心した経過の症例でしたが、1年を経て戻ってもなお、その情緒の安定には治療と支援の継続が必要だと再認識された経験を報告されていました。解離症状や自傷行為を前にどのような対応をすれば良いか、上手に外来診療を切り盛りできるのだろうかと不安を感じる若手医師も多く、様々な感想がありました。ただ、そこは子どもと家族の未来を信じながら激しく多彩な症状の裏側にある生きづらさはどこにあるのか、逆境体験なのか、発達障害的特性と環境のミスマッチなのか、不安障害や気分障害が重層しているのか見立てをしっかりしながら方針を共有することにつきることを確認しました。診療の基本に立ち返る重要な症例検討会となりました。
3月定例症例検討会
3月15日には今年度最後の定例症例検討会が開催されました。市民総合医療センターレジデントの重井医師に担当していただきました。拒否を続ける摂食障害の場合、身体的拘束や強制的な経管栄養が必要となることもしばしばです。病態が重ければ重いほど、医療スタッフの手が割かれ、時には担当医がつききりで一時間栄養終了まで寄り添うこともあります。このような言葉を介さぬケアから関りが生まれ、子どもの苦悩が少しずつ開示されて症例全体の理解が深まっていく経験があります。つい薬物療法や認知行動療法など、理論先行となりがちな急性期の精神医療の中でこころの治療らしい関与ができたことは重井医師にとって大きな経験となったようでした。重井医師は今年度で大学病院を離れ、一般精神科病院での研修に移りますが、さらなる経験を積み戻ってきてくれることと思います。
2月定例症例検討会
2月15日は定例症例検討会が開催されました。当日の症例提示は深津医師が担当しました。外来診療の中で子どもの表現が淡泊なために、その苦悩がつかみにくいことがあります。往々にして、そのような場合に家族からもどのような経過で子どもの不調が生じたのか、どのような対処をこれまで繰り返して病院にたどり着いているのか五里霧中のままに診察が進むことがあります。みたてと方針がすんなり決まらない症例です。一方で自殺行動や極端なやせなど医療的介入が急がれる事態が生じると、保護のための入院ニーズが生じてきます。ただ、そういう局面においても何のための入院となるのか、どんなことを期待する入院なのかが十分詰まらないままに入院治療がスタートすることが、医師の駆け出し時代にはよくあるものです。主体性を重視して任意入院とするのか、病識がないと判断して医療保護とするのか、開放病棟でよいのか、閉鎖病棟でよいのか、事が生じた時には行動制限をするのか、それとも仕切り直しの退院にするのか、みたてを深めるためにはどのように主治医として関わるのか、家族の面談はどうするのか、そんな迷いと試行錯誤について様々な議論が交わされた症例でした。
2月児童精神科講演会
2月1日には毎年この時期に行っている講演会を実施しました。今回は附属病院心理室の小林陵先生に講師を依頼し「どうして心理検査の所見はわかりづらいのか」と題して、医師と心理士の間で交わされていた精神分析を土台とする言葉が時代とともに共通言語でなくなっていった背景、このため検査結果が難解に見えるようになったこと、若手医師が性格検査を活用する際の留意点、心理療法のオーダーと終了、担当心理士との役割分担のコツなど、若手医師が明日からの臨床に役立つトピックについてお話いただきました。
1月定例症例検討会
1月18日は新年の症例検討会を行いました。いつもよりやや少なめの7名でしたが、活発な討論ができました。症例は市民総合医療センターの重井医師が提示してくれました。児童精神科医療に携わってそろそろ1年がすぎる重井医師ですが、来年度からはいったん児童精神医療を離れ成人の精神医療を学ぶために異動します。面談を繰り返してもなかなか家族の理解が進まず、子どもの能力以上の要求をしてしまう家族、引き続き苦境が続く子どもを診療しながら先々の展開を案じることが多々あるようです。養育態度の修正を強く親に求めるのか、見守るのか自らの決断に迷いが生じることについて話し合いました。イソップ童話の北風と太陽のように、焦って変化を求めれば強い抵抗に会うかもしれません。事例のポジティブな展開をイメージしながら、抵抗の背景を丁寧に理解し解きほぐす診療態度の重要性について議論がなされました。
12月定例症例検討会
12月21日は2022年最後の症例検討会でした。附属病院の太田医師が症例提示を担当しました。寄る辺なき不安とも言える強烈な不安症状と困惑から日常生活が送れなくなる児童青年期症例が時として入院します。背景には何らかの神経発達症や家庭や学校環境への不適応やいじめ被害などのトラウマが隠れていることもありますが、なかなかみたてがしっかりとできずに鎮静のための抗精神病薬が増量されたり長期の隔離拘束を余儀なくされることもあります。大学病院の短い研修期間でその症例の経過を予測することはできませんが、連携先の病院の医師も含めてディスカッションを行うことでその後の教育や福祉との連携、デイケア利用などの長期リハビリテーション、薬物療法以外の息の長い関わりについて話し合うことができました。
11月定例症例検討会
11月16日には定例症例検討会が実施されました。宮崎医師が症例提示を行いました。児童精神科診療においては時として、その病状は親の方が重篤であることはしばしばです。子どもの不登校の背景に、精神疾患を患う親から離れられない、目を離せば何か大変なことが起きてしまうかもしれないという不安の中で仕方なく自宅閉居をしている子があります。逆境の中、ヤングケアラーとしてなんとか生きている子ども達が「不登校」や「自傷」などを主訴として外来につながることがあります。こういった場合は、子どもを労いながら家族全体の支援を考えていく必要があり、地域との緊密な連携が必要です。児童精神科医がリーダシップを取りながら、必要な手当てを全員で考えていくプロセスの中で回復していく子どももいるのです。宮崎医師にとっては、あらためて子どもと家族に向き合う決意につながる症例検討会となったようです。
第63回日本児童青年精神医学会松本総会
11月10日~12日まで長野県松本市のキッセイ文化ホールおよび松本市総合体育館において、第63回日本児童青年精神医学会総会がハイブリッドで開催され、横浜市立大学児童精神科からも演題発表を行いました。附属病院の藤田純一医師より「児童青年期の自殺企図者に併存する精神病症状の6か月追跡調査」、附属病院の太田陽医師より「子どものこころ専門医研修をはじめた小児科医のコンサルテーション・リエゾン症例を通した学び」、市民総合医療センターの浅沼和哉医師より「ゲーム障害に対する集団精神療法①自閉症に関する予備調査」、市民総合医療センターの重井和真医師より「コロナ禍の摂食障害患者に併存する抑うつ・不安症状に関する調査」の合計4演題でした。その他、OBである横浜市東部地域療育センターの高橋雄一先生、神奈川県立こども医療センターの山本恭平先生も演題発表をされており横浜市での活動が沢山発信された会となりました。
11月レジデント抄読会
11月2日には附属病院の太田医師、深津医師、市民総合医療センターの重井医師らによる臨床疑問の提示とそれに沿った文献紹介が行われました。太田医師はなかなかよくならない不安症の子どもに対するSSRI以外の次の一手はないかと模索した結果、カンナビジオールというサプリメントに着目しました。(Berger M., et al. Cannabidiol for Treatment-Resistant Anxiety Disorders in Young People: An Open-Label Trial. J Clin Psychiatry, 2022. )これは難治性てんかんの治療薬として一部の医療機関で治験が実施されている大麻由来の成分でネット通販でも実は手に入れられるものです。ただし、これはオープンラベルのシングルアームデザインということから、まだまだ臨床的には提案できるものにするには程遠いこと、大麻使用に敏感な日本人の国民性を考えると慎重な議論が必要であることなどが話し合われました。深津医師は神経性やせ症のお子さんへの治療動機づけの一つとして脳MRI画像を説明に用いることがあるのですが、やせに伴う脳の萎縮がどの部位におき、臨床的意味がどの程度あるのかについて興味を持ちました。(Brodrick BB., et al. Structural brain differences in recovering and weight-recovered adult outpatient women with anorexia nervosa. J Eat Disord. 2021)神経性やせ症において、急性期では灰白質や白質の萎縮が全般的に起こることはこれまでの研究で知られていることですが、脱水などの影響もあるため神経性やせ症の臨床特徴につながる部位はどこなのかマスクされてわかりにくいというのが問題でしたが、この論文では急性期、回復期の両時期で画像を比較することで脳の形態変化が回復期も続いている部位を明らかにしたものです。この研究では右側の前頭眼窩部の萎縮が持続的に起こっていることが示されていました。この部位は報酬系や意思決定、行動制御に係る脳領域であり、神経性やせ症自体の臨床特徴に関与する可能性があります。あくまで形態変化を観察しているものなので、機能的にはどのような変化があるのかはまだまだ未知の領域ですが、興味深い内容でした。重井医師は強迫症の治療の際に、どのようにSSRIを増量すべきか、どの程度の量で効果があるのかを患者さんにうまく説明したいということから強迫症で適応があるFluvoxamineとうつ病に一般的に用いられるSertralineの治療効果を検討しました(Brar J. et al. Effect of sertraline and fluvoxamine on quality of life in patients with obsessive-compulsive disorder: A 12-week interventional study. Ind Psychiatry J. 2021)それぞれを50㎎から開始し100㎎まで増量する試験でしたがFluvoxamineは100㎎まで直線的に効果が高まるのに対し、Sertralineは途中で頭打ちとなりました。これは我々の強迫症に対する臨床実感を裏付ける内容で、その他の抗うつ薬についての臨床実感も参加者の間で話し合われました。
10月定例症例検討会
10月19日は定例症例検討会が開催されました。担当は附属病院の太田先生でした。子どもの登校困難感やネット依存傾向が話題になっていましたが、その背景には発達障害特性の存在とその特性と本人の行動の因果関係が十分に理解されていない家族があったようです。子どもの行動と家族の訴えに耳を傾けながら、元来の本人の特性と環境のミスマッチがどのようにして起こっているのか、みたててはフィードバックすることが重要になります。みたてと気づきを得るための積極的な傾聴と信頼関係を築くための受容的な傾聴のバランスに留意する必要があります。
9月定例症例検討会
9月21日に定例症例検討会が開催されました。担当は市民総合医療センターの重井医師でした。まだ小学生の子どものファンタジック、もしくは魔術的な思考や言動が診療中に語られたとしても、それを病的と捉えることはありません。しかしながら、食事摂取にも支障をきたすほどの被影響体験があるような精神病状態の場合は統合失調症に準じて治療を行います。児童期~前青年期において発症する統合失調症は非常に稀であり抗精神病薬を十分量使ったり、管理が厳重な電気けいれん療法やクロザピンを選択するのは臨床医としては躊躇しやすい状況です。当日は児童青年期におけるARMSの状態と精神病の顕在発症の状態の峻別について議論がなされました。
8月定例症例検討会
8月17日は定例症例検討会が開催されました。深津医師に担当をいただきました。栄養摂取を勧める医師と肥満恐怖に苦しむ患者が治療継続をめぐって、葛藤することはよくあり、これをどう励ましつつ健康的な部分を増やしていくかが難しいところです。家族療法では治療の責任を家族に担ってもらいながら、医師は治療経過に伴走するという形をとります。しかしながら、患者のそばで暮らす家族、特に母親が病状を背景とした治療抵抗に抗いきれなくなることもしばしばです。医師は抵抗にある家族の中の裏事情になかなか踏み込めず、表面的な会話と治療の継続もしくはプラン変更をめぐるせめぎ合いに外来場面では終始してしまい往々にして悩みます。当日はこの母親をどう勇気づけるか、治療場面に登場させる人物として誰が適切なのか、登場人物が複数になる場合に医師はどうマネジメントするのかについて話し合いました。
8月レジデント抄読会
8月3日にレジデントによる抄読会が開催されました。市民総合医療センターの重井医師よりThomas J. et al. Cognitive-behavioral therapy for avoidant/restrictive food intake disorder (CBT-AR): Feasibility, acceptability, and proof-of-concept for children and adolescents. Int J Eat Disord. 2020が紹介され回避制限性食物摂取症の認知行動療法の効果について議論されました。報告では10~17歳の20名が参加した試験で85%が症状の改善を認め、約16種類の新規の食べ物を口にすることができたとされています。軽症者を扱ったことやシングルアームであることが弱点ですが、治療技法をイメージするのに役立つ内容でした。症候や栄養学に関する心理教育を十分行い、モニタリングをさせながら栄養摂取を促すというシンプルな構成です。残念ながらプログラムのマニュアルは日本では入手できないようで今後の翻訳が期待されます。そして、附属病院の太田医師よりAgostinio H. et al. Trends in the incidence of new-onset anorexia nervosa and atypical anorexia nervosa among youth during the COVID-19 pandemic in Canada. JAMA Network Open. 2021が紹介されコロナ禍での児童青年期の摂食障害患者増加が世界的に起こったことについて議論されました。日本においても緊急事態宣言が発出された第1波の直後は神奈川県内の複数の施設で摂食障害患者が重症化して入院となっており、関係者を悩ませていました。休校措置などにより女子の社会的つながりが途切れ、抑うつや不安が増加するとともにSNS主体のコミュニケーションが自己イメージを不確実なものにしていったのかもしれません。若年女性の自殺者数の増加も問題となりましたが、緊急事態宣言による社会的隔離の実施は若者に弊害をもたらしました。さらに、附属病院の深津医師よりHaghayegh S. Before-bedtime passive body heating by warm shower or bath to improve sleep: A systematic review and meta-analysis. Sleep Med Rev. 2019が紹介されました。深津医師は無類のサウナ好きですが、睡眠に対する温浴効果を子どもと家族に伝えるための根拠を探してみたそうです。温泉文化の日本発の研究も複数含まれたメタ解析でした。40~42.5度の温浴を就寝の1~2時間前に行うと入眠時間の短縮や睡眠効率の改善につながります。このメタ解析の対象が18歳以上であったので議論は慎重にすべきですが、眠れないと訴える子どもに対して睡眠導入剤を検討する前に足浴の実施などについて看護スタッフと話し合うのは有意義なのではないか?という議論がありました。
The 22nd World Congress of Psychiatry
市民総合医療センターの宮崎医師が 8月4日に 開催された第22回世界精神医学会におけるシンポジウム「Comobidity of depression and psychiatric disorders」にてDepression and adjustment disorders in children and adolescentsと題した発表をオンラインで行いました。宮崎医師は適応障害とうつ病において家庭環境、友人関係、学業負担が自殺の背景となりやすいことと同時に、家族と相談できる関係が自殺リスク軽減に重要であることを示し、家族機能を高める働きかけが重要であることを提言しています。
