思っていることを伝えたら、優しく対応していただきました。

外来では何を話していいか迷いながら、来院されるお子さんもいます。ですが、無理に話をしようと構えなくてもよいですし、逆に話してはいけない話題などもありません。思っていること、考えていることを伝えるのが苦手な人もいるので外来には診察室に入る前に伝えたいことをまとめるためのシートを用意してあります。ご本人用、ご家族用とありますので使ってみてください。また、家族の前で話しにくいこと、子どもさんの前で話しにくいこと、それぞれあるかもしれません。そういうときは医師に申し出ていただければ、別々に時間をとって話を聞くこともできます。

研修の先生が親身になって話を聞いてくれました。

横浜市立大学児童精神科では公認心理師を目指す大学院生さんや臨床研修医、学生が最初の初診の問診を担当しています。みなさん、将来よい医師や心理師となるために頑張っています。 患者様、ご家族様にはご負担をおかけすることもあるかもしれませんが、そのような場合は気軽に受付にお声かけください。

新年度に交替した主治医に不満がある

春から主治医が交替になりましたが、前の先生のように話を聞いてもらえた感じがしません。

数年に一度、医師の異動がありご迷惑をおかけしています。異動先の病院へ移られる患者様もいらっしゃいますが、通院の便などの都合で主治医交替となる場合があります。この時に、以前の担当医と雰囲気が異なり馴染むのに時間がかかる場合があります。ご希望に沿えないこともありますが、適宜責任者が相談いたしますので、窓口にお声掛けいただければ幸いです

入院中に悲しい思いをしました

入院をしたときに説明もなく隔離拘束をされた経験があり、つらい思い出です。医療も家族も信じられなくなりました。

10代の頃に精神科での入院加療を受けた患者さんからの声です。とても悲しい体験ですね。医療行為はなぜそれが必要なのかを十分説明された上で、行うものです。これは精神保健福祉法にも定められている人権を守るために大事な医療関係者と患者さまの約束事になります。なぜ入院するのか、なぜ行動制限をする必要があるのか、納得をしてもらいながら治療を進めることを我々は心がけています。もし、入院に際して不安や疑問があるようであれば、十分主治医と話し合うことをおすすめします。

医師が電子カルテの方ばかりみている

主治医がこちらを見て話を聞いてくれませんでした。患者はモニター画面の中にいません。

厳しいご意見ですが、スタッフ一同ご意見を共有して真摯に診療に取り組んでいきます。机や電子カルテ端末の配置位置によって患者様やご家族にあたえる印象が異なるかもしれません。今後検討したいと考えています。

このままで…

環境はとてもいいと思います。なんとなく安心できるので、このままでいてほしいです。自分と同じ立場で考えてくれるのでうれしいです。

附属病院の外来アンケートの意見としていただきました。ホームページのタイトルにあるよう、疲れた羽を休める心の止まり木になるような気持ちでご本人とご家族に寄り添って一緒に考えていきたいと思います。

精神科という名前に抵抗感がある

精神科という名前に抵抗感があります。

度々伺うご意見です。精神科への抵抗感や偏見が、支援を受ける必要性のある子に影響して支障をきたす事は極力減らさねばいけないと考えています。精神科という言葉にまつわるイメージが、お子さんを傷つけないよう各医師は丁寧に説明できます。受診の時に抵抗感が強い場合は一声受け付けにお声掛けください。診療科の標榜の仕方については、もう少し敷居が低いものにできるかどうか検討して行きたいと思います。

外来診察中に漏れ聞こえる声について

診察中に診察室から漏れる声が気になリます。

親子分離面接の際、特に中待合室で待機される場合に、お子さんもしくはご家族が医師に話している内容がかすかに漏れ聞こえて気になる方がいらっしゃいます。最大限の配慮は心がけていますが、どうしても気になる場合は担当医や受付にお声掛けください。

外来待ち時間が長いです

予約時間通りに診療をしてほしいのに、いつも待たされます。

冬休み、春休み時期、お正月の連休明けなど外来が混雑しており、お待たせする事がございます。また診療状況によって、他の患者様の診療に時間がかかるときがあります。各医師はお待たせしないよう努力しておりますが、お時間に余裕をもってお越しくださると幸いです。