12月症例検討会

12月18日に横浜市立大学附属市民総合医療センター3階にて今年最後の症例検討会が開催されました。発達障害を背景に父母・本人がなんとか社会適応に取り組む中で徐々に負担感が増して、こんな自分は大人になれないという不安や成長への抵抗感が生じて拒食症を生じたケースを菅原先生が症例提示していただきました。精神科医として子どもと出会うとき、治療・回復の背中を押そうと焦ってしまうことがよくありますが、「そのままのあなたでよいのだ」という見守りのメッセージを伝えることの重要性を参加者が共有するよい検討会となりました。