12月定例症例検討会

12月20日は定例症例検討会が開催されました。横浜市立大学附属病院の青木医師が症例を提示をしました。治療方針はあるものの、もっと自信を持ちたい、もっと見通しを持ちたい、と願う発表者に、参加者たちが応えていきました。治療そのものに対する助言だけにとどまらず、心理面接を通じて「良い時間」を持ち始めているのではないかという意見や、家族へのアプローチをもっと行った方が良いという意見など、多角的な意見が出ました。発表者から参加者たちへ、患者さんへの関わり方などについて積極的に質問をしている姿が印象的でした。様々な立場の医療者が同じ症例について議論する、症例検討会の良いところが詰まった、気付きの多い会だったのではないかと思います。