横浜市立大学医学部 分子生物学教室
横浜市立大学・大学院医学研究科(修士課程、博士課程)
分子細胞生物学教室

                                                      2014.4.10 更新


- Mar 31 , 2014 -

1991年5月に生化学第2講座新設, 開講;
1992年5月に研究室新設、研究始動;
2003年4月大学院を改組

〜最新情報〜

2014.3.17
博士課程 3年、佐藤 由典君が平成25年学長奨励賞を受賞しました。

2013.08.27
山下暁朗講師と国立水俣病研究センターの臼杵扶佐子部長らがNMD(mRNAサーベイランス)を抑制するための最適の分子標的としてSMG8を同定し発表しました。
Inhibition of SMG-8, a subunit of SMG-1 kinase, ameliorates nonsense-mediated mRNA decay-exacerbated mutant phenotypes without cytotoxicity.
Usuki F, Yamashita A, Shiraishi T, Shiga A, Onodera O, Higuchi I, Ohno S: Proc Natl Acad Sci U S A, 2013.[Epub ahead of print](PubMed)

2013.07.31
生命医科学研究科に転出した鈴木厚准教授が、大学院の秋津真志君、佐藤由典君らと共に上皮細胞の微小管ネットワーク形成に関わる新規分子MTCL1を同定し、発表しました。
A novel PAR-1-binding protein, MTCL1, plays critical roles in organizing microtubules in polarizing epithelial cells.
Sato Y, Akitsu M, Amano Y, Yamashita K, Ide M, Shimada K, Yamashita A, Hirano H, Arakawa N, Maki T, Hayashi I, Ohno S, Suzuki A: J Cell Sci, 2013.[Epub ahead of print](PubMed)

2013.07.19
【活躍する市大生】細胞生物学会2013で「若手優秀発表賞」受賞の佐藤さん

2012.04.01
鈴木厚准教授が、この4月に新設された生命医科学研究科に転出しました。

2012.07.01
佐々木和教助教が着任しました。

2012.06.11
第64回細胞生物/第45回発生生物学会年会(神戸国際会議場)において、当研究室の佐藤由典君がポスター部門の若手発表優秀賞を受賞しました。

2012.06.11
教室関係者へページを作成しました。
分子生物学教室(旧第二生化学)・設立21周年記念会のご案内

2012.05.01
平井秀一准教授が、和歌山県立医科大学・教授に転出しました。

2012.04.01
秋本和憲助教が、東京理科大学薬学部・独立准教授に転出しました。
山下暁朗講師が着任しました。 

2012.02.01
 Spyros Goulas 博士研究員が着任しました. 

2011.09.29
 博士課程の勝畑由起子さん修士課程の沓澤君らが、mRNAサーベイランス系(ナンセンスmRNA分解系)におけるサーベイランス複合体の新たな構成因子を見いだし、論文発表しました。

Yukiko Okada-Katsuhata, Akio Yamashita, Kei Kutsuzawa, Natsuko Izumi, Fumiki Hirahara and Shigeo Ohno. N- and C-terminal Upf1 phosphorylations create binding platforms for SMG-6 and SMG-5:-7 during NMD. Nucleic Acids Research. In press.
Featured Articles

2011.09.23
 博士課程を卒業した泉さん等が、新たなHSP90複合体がDNA修復やmRNAサーベイランスの制御因子であるPIKK群のキナーゼを制御している事を見いだし、論文発表しました。この複合体は、新たな制癌剤の創薬標的候補となります。

Izumi N, Yamashita A, Hirano H, Ohno S. Hsp90 regulates PIKK family proteins together with the RUVBL1/2 and Tel2-containing co-factor complex. Cancer Science, in press.

2011.08.24
 林健二特任助教が、神経シナプスの形態形成の機構の一端を見いだしました。極性タンパク質PAR1が微小管をシナプス構造に引き入れる役割を果たしていることを見いだしました。

Hayashi K, Suzuki A, Hirai S, Kurihara Y, Hoogenraad CC, Ohno S. Maintenance of Dendritic Spine Morphology by Partitioning-Defective 1b through Regulation of Microtubule Growth. J Neuroscience, 31(34):12094-103, 2011. Aug 24; PMID: 21865452

2011.08.01
 中谷雅明助教が着任しました.

2011.06.06
 博士課程の佐藤大輔君が、2011 (6月2日-4日)福岡で行われたThe 11th Asian Congress of Pediatric Nephrology において、Young Investigator Awardを受賞しました。

 受賞タイトル:Molecular mechanisms regulating the turnover of nephrin: the role of cell polarity regulator, aPKC-Par complex.

 佐藤大輔君は、横浜で行われた第54回日本腎臓学会学術総会(6月15日-17日)でも優秀演題賞を受賞しています。

 発表タイトル:スリット膜のターンオーバー制御を担う分子機構の解明:aPKC-Par複合体を介したnephrinの細胞膜局在制御.

2011.06.02
 秋本助教、泌尿器科学の石黒特任助教、病理学の長嶋准教授らの研究グループが、aPKC-IL6 枢軸が前立腺がんの再発に関わる事を見いだしました。昨年に発表したaPKC-IL6 枢軸の臨床的な重要性を確認したもので、aPKC-IL6 枢軸が前立腺の再発の診断や治療の標的となる事を示しています。

Ishiguro H, Akimoto K, Nagashima Y, Kagawa E, Sasaki T, Sano J, Takagawa R, Fujinami K, Sasaki K, Aoki I, Ohno S, Kubota Y, Uemura H: The co-expression of aPKCλ/ι and IL-6 in prostate cancer tissue correlates with biochemical recurrence. Cancer Science, 102(8):1576-1581 2011.

2011.04.27
 平井秀一博士(准教授)が、ニューロンの軸索形成の新たな機構を見いだし発表しました。mRNA転写やアポトーシスの制御における役割が論じられてきたJNK経路が、ニューロンの軸索形成の場面で微小管系の制御を通じた極性の動的変換を担っている事を始めて見いだしました。

*Hirai S, Banba Y, Satake T and Ohno S. Axon Formation in Neocortical Neurons Depends on Stage-Specific Regulation of Microtubule Stability by the Dual Leucine Zipper Kinase-c-Jun N-terminal Kinase Pathway. J Neuroscience, 31, 6468-6480, 2011.

 

2011.04.18
 廣瀬智威博士(助教)が、「細胞極性制御因子による糸球体濾過膜の維持機構と糸球体疾患の関連解明」の研究成果により、横浜市立大学医学会「医学研究奨励賞」(平成22年度)を受賞しました。

 

2011.04.14
 吉濱陽平君(東大大学院博士3年、千田和広教授)が、臓器の大きさを決めるHippoシグナル系の制御因子であるKIBRAが、細胞極性タンパク質aPKCのキナーゼ活性を直接抑制制御する事により、上皮細胞のアピカル膜への外分泌を抑制している事、つまりアピカル膜ドメインの発達を制御している事を見いだし、発表しました。Hippo系による極性の制御があるのか?aPKC-PAR系による臓器の大きさの制御があるのか?など、新たな疑問の解明が次の課題となります。
 KIBRA遺伝子はゲノムワイドな臨床遺伝学的解析から、記憶・認知機能やアルツハイマー症との連鎖の報告が集積していますが、その機構は全く不明です。これら精神疾患との関連性の追求も大きな課題となります。
Yoshihama Y, Sasaki K, Horikoshi, Suzuki A, Ohtsuka T, Hakuno F, Takahashi S-I, *Ohno S, *Chida K. KIBRA Suppresses Apical Exocytosis through Inhibition of aPKC Kinase Activity in Epithelial Cells. Current Biology, 21, 1-7, 2011.

 

2011.02.14
 NMD研究グループ、山下暁朗講師(さきがけ研究代表者、微生物学)が、スペインの研究グループと共同でmRNA監視複合体の中心分子であるSMG-1複合体の立体構造解析に成功しました。

Arias-Palomo E, Yamashita A, Fernández IS, Núñez-Ramírez R, Bamba Y, Izumi N, Ohno S, Llorca O. The nonsense-mediated mRNA decay SMG-1 kinase is regulated by large-scale conformational changes controlled by SMG-8. Genes Dev. 25(2):153-64, 2011. PMID: 21245168

 

2011.02.08

 学部2年生の時から当教室の研究に自主的に参加していた井出真理子さん(医学科H23年度卒、医師初期研修中)が、医学科リサーチマインド養成プログラム(自主的研究参加)における優れた功績を納めたとして、第1回医学部長賞(銀賞)を受賞しました。

 

2010.08.05

 Congさん等のASPP2に関する論文が、
Nature Reviews Cancer, Research Highlightで紹介されました。
Cell Polarity: ASPP2 gets a polarity complex
(Nature Reviews Cancer 10, 528 (August 2010) | doi:10.1038/nrc2905)

 

2010.07.08

 分子細胞生物学教室のWeili Cong研究員、廣瀬智威助教らの研究グループが、がん抑制遺伝子p53の細胞死誘導能を担うASPP2について新しい機能を発見しました。ASPP2は、細胞極性制御の中心分子であるPAR3に結合し、上皮細胞の密着結合に共に協調しながら局在し、PAR複合体と共に上皮細胞の極性を制御します。

 

2010.04.06

 泉奈津子氏らが、DNAの損傷や遺伝子発現エラーなどからゲノムと細胞を守る、PIKKと呼ばれるタンパク質リン酸化酵素群を制御する新たな機構を見いだしました。

 

2009.11.27(09.12.17UP)

 大学院の山下和成君が、PAR-1がユートロフィン(及びジストロフィン)に結合してリン酸化する領域を同定し発表しました。

2009.10.14(09.11.25UP)

 杉山由樹博士(オーストラリア・シドニー大学に留学中)は、英国Durham大のQuinlan博士らとの共同研究で、レンズの上皮細胞でaPKCがレンズの形成に必要であることを見いだしました。

2009.09.23(09.11.25UP)

 大学院の高川亮君、小島康幸君(消化器外科病態学)、秋本和憲助教(分子細胞生物学)らの共同研究グループが、胃癌の再発とaPKCとの関係を見いだしました。

2009.09.02(2009.11.25UP)

 秋本和憲助教らの共同研究グループが、前立腺癌の再発におけるaPKCとIL-6とが共同して働いていることを見つけました。

2009.06.22

 鈴木准教授らの研究グループが、細胞自らが自身の周りに細胞外基質を集めてくる性質を持っていることを見いだしました。

2009.05.13

 堀越博士の論文が、J Cell Science の In this issueに紹介されました。

2009.05.07

 山下暁朗客員准教授(独立行政法人科学技術振興機構さきがけ研究者)、博士課程4年・泉奈津子らの論文が、Genes & Developmentに掲載されました。

2009.04.30

 堀越洋輔博士(現・東海大医)らが、PAR-3とaPKC-PAR-6が上皮細胞のアピカル膜の形成過程に必要であることを見いだしました。さらに、両者の分子間相互作用が必要であることを見いだしました。

2009.01.19

 廣瀬智威助教らが、aPKCλをマウスの腎糸球体のポドサイトでのみ欠失させると腎糸球体変性疾患(巣状糸球体硬化症)を発症する事を見いだしました。

2008.10.22

[論文紹介]

Journal of Cell Science 121, 2481-2492 (2008)
aPKC enables development of zonula adherens by antagonizing centripetal contraction of the circumferential actomyosin cables.

 

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大野茂男 (ohnos@med.yokohama-cu.ac.jp)
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