杉山由樹博士(オーストラリア・シドニー大学に留学中)は、英国Durham大のQuinlan博士らとの共同研究で、レンズの上皮細胞でaPKCがレンズの形成に必要であることを見いだしました。レンズの上皮細胞でaPKC遺伝子を破壊したマウスは白内障を起こします。米国発生学会の学会誌、Developmental Biologyの12月15日号の表紙を飾りました。
Sugiyama Y, Akimoto K, Robinson M. L, Ohno S, Quinlan R. A: A cell polarity protein aPKClambda is required for eye lens formation and growth. Dev Biol, 2009.(PubMed)
大野茂男 (ohnos@med.yokohama-cu.ac.jp)