2017.3.31
大野茂男、分子生物学教授退官
大野茂男教授退官記念祝賀会のお知らせ:5/14(日)、学士会館
2016.4.1
博士研究員の佐藤由典さんが、組織学教室の助教として転出しました。
2016.3.25
東京理科大学大学院から派遣されている高柳亜由美さんが修士課程を修了し、アステラス製薬の研究所に就職しました。
大学院医学研究科修士課程2年の藤田龍平さんが修士課程を修了し、日本調剤株式会社に就職しました。
2015.7.21
佐藤大輔君の下記の論文が、日本生化学会の「平成27年度(2015年)JB論文賞」を受賞しました。
Daisuke Satoh, Tomonori Hirose, Yutaka Harita, Chikara Daimon, Tomonori Harada, Hidetake Kurihara, Akio Yamashita and Shigeo Ohno「aPKCλ maintains the integrity of the glomerular slit diaphragm through trafficking of nephrin to the cell surface」J Biochem: 156(2):115-28, 2014. (PubMed)
本年度の生化学会大会「BMB2015」の受賞式(12月3日)で表彰されます。
2015.7.2
佐々木和教助教らの論文が、Journal of Cell Science のIN THIS ISSUE で取り上げられました。
IN THIS ISSUE
PAR-3 regulates polarity through Girdin
2015.5.14
佐々木和教助教が、細胞極性因子PAR3による極性形成過程の新たな側面と分子機構を見いだしました。
Sasaki K, Kakuwa T, Akimoto K, Koga H, Ohno S: Regulation of epithelial cell polarity by PAR-3 depends on Girdin transcription and Girdin-Gαi3 signaling. J Cell Sci. 2015 May 14. (PubMed)
2015.5.6
山下和成特任助教が、がん抑制遺伝子Lglの作用の新たな側面を見いだしました。LglはaPKC-PAR系の抑制を通じた細胞極性の制御とは独立に、細胞周期を直接制御している可能性が浮上しました。
Yamashita K, Ide M, Furukawa KT, Suzuki A, Hirano H, Ohno S: Tumor suppressor protein Lgl mediates G1 cell cycle arrest at high cell density by forming an Lgl-VprBP-DDB1 complex. Mol Biol Cell. 2015 May 6. (PubMed)
2015.3.25
大学院の佐藤由典君が、大学院医学研究科の学位授与式において、優秀論文賞を受賞しました。
2014.12
大学院の佐藤由典君が、生命医科学研究科 鈴木 厚准教授と新たな論文を発表しました。
Sato Y, Hayashi K, Amano Y, Takahashi M, Yonemura S, Hayashi I, Hirose H, Ohno S, Suzuki A: MTCL1 crosslinks and stabilizes non-centrosomal microtubules on the Golgi membrane. Nat Commun, 5: 5266, 2014.
(関連サイト)生命医科学研究科の鈴木厚准教授の研究グループが、哺乳動物細胞内における「微小管の新しい制御機構」を発見!
2014.10.5
佐藤大輔君の論文が、Global Medical Discovery [ISSN 1929-8536] のKey Scientific Articles に選ばれ、掲載されました。
2014.3.17
博士課程 3年、佐藤 由典君が平成25年学長奨励賞を受賞しました。
2013.08.27
山下暁朗講師と国立水俣病研究センターの臼杵扶佐子部長らがNMD(mRNAサーベイランス)を抑制するための最適の分子標的としてSMG8を同定し発表しました。
Inhibition of SMG-8, a subunit of SMG-1 kinase, ameliorates nonsense-mediated mRNA decay-exacerbated mutant phenotypes without cytotoxicity.
Usuki F, Yamashita A, Shiraishi T, Shiga A, Onodera O, Higuchi I, Ohno S: Proc Natl Acad Sci U S A, 2013.[Epub ahead of print](PubMed)
2013.07.31
生命医科学研究科に転出した鈴木厚准教授が、大学院の秋津真志君、佐藤由典君らと共に上皮細胞の微小管ネットワーク形成に関わる新規分子MTCL1を同定し、発表しました。
A novel PAR-1-binding protein, MTCL1, plays critical roles in organizing microtubules in polarizing epithelial cells.
Sato Y, Akitsu M, Amano Y, Yamashita K, Ide M, Shimada K, Yamashita A, Hirano H, Arakawa N, Maki T, Hayashi I, Ohno S, Suzuki A: J Cell Sci, 2013.[Epub ahead of print](PubMed)
2013.07.19
【活躍する市大生】細胞生物学会2013で「若手優秀発表賞」受賞の佐藤さん
2012.04.01
鈴木厚准教授が、この4月に新設された生命医科学研究科に転出しました。
2012.07.01
佐々木和教助教が着任しました。
2012.06.11
平成24年度5月25日〜28日まで開催されていた第64回細胞生物/第45回発生生物学会年会(神戸国際会議場)において、当研究室の佐藤由典君がポスター部門の若手発表優秀賞を受賞しました。
演題:「A novel microtubule binding protein, MARKAP, plays essential roles for Golgi-ribbon formation by regulating Golgi-nucleated microtubules」
この中では、極性制御タンパク質、PAR-1の新規結合タンパク質が、新しい微小管結合タンパク質であるとともに、ゴルジ体から伸長する微小管の安定化、束化に寄与することによって細胞極性を制御していることを明らかにしました。
2012.06.11
教室関係者へページを作成しました。
分子生物学教室(旧第二生化学)・設立21周年記念会のご案内
2012.05.01
平井秀一准教授が、和歌山県立医科大学・教授に転出しました。
2012.04.01
秋本和憲助教が、東京理科大学薬学部・独立准教授に転出しました。
山下暁朗講師が着任しました。
2012.02.01
Spyros Goulas 博士研究員が着任しました.
2011.09.29
博士課程の勝畑由起子さん修士課程の沓澤君らが、mRNAサーベイランス系(ナンセンスmRNA分解系)におけるサーベイランス複合体の新たな構成因子を見いだし、論文発表しました。
Yukiko Okada-Katsuhata, Akio Yamashita, Kei Kutsuzawa, Natsuko Izumi, Fumiki Hirahara and Shigeo Ohno. N- and C-terminal Upf1 phosphorylations create binding platforms for SMG-6 and SMG-5:-7 during NMD. Nucleic Acids Research. In press.
Featured Articles
2011.09.23
博士課程を卒業した泉さん等が、新たなHSP90複合体がDNA修復やmRNAサーベイランスの制御因子であるPIKK群のキナーゼを制御している事を見いだし、論文発表しました。この複合体は、新たな制癌剤の創薬標的候補となります。
Izumi N, Yamashita A, Hirano H, Ohno S. Hsp90 regulates PIKK family proteins together with the RUVBL1/2 and Tel2-containing co-factor complex. Cancer Science, in press.
2011.08.24
林健二特任助教が、神経シナプスの形態形成の機構の一端を見いだしました。極性タンパク質PAR1が微小管をシナプス構造に引き入れる役割を果たしていることを見いだしました。
Hayashi K, Suzuki A, Hirai S, Kurihara Y, Hoogenraad CC, Ohno S. Maintenance of Dendritic Spine Morphology by Partitioning-Defective 1b through Regulation of Microtubule Growth. J Neuroscience, 31(34):12094-103, 2011. Aug 24; PMID: 21865452
2011.08.01
中谷雅明助教が着任しました.
2011.06.06
博士課程の佐藤大輔君が、2011 (6月2日-4日)福岡で行われたThe 11th Asian Congress of Pediatric Nephrology において、Young Investigator Awardを受賞しました。
受賞タイトル:Molecular mechanisms regulating the turnover of nephrin: the role of cell polarity regulator, aPKC-Par complex.
佐藤大輔君は、横浜で行われた第54回日本腎臓学会学術総会(6月15日-17日)でも優秀演題賞を受賞しています。
発表タイトル:スリット膜のターンオーバー制御を担う分子機構の解明:aPKC-Par複合体を介したnephrinの細胞膜局在制御.
2011.06.02
秋本助教、泌尿器科学の石黒特任助教、病理学の長嶋准教授らの研究グループが、aPKC-IL6 枢軸が前立腺がんの再発に関わる事を見いだしました。昨年に発表したaPKC-IL6 枢軸の臨床的な重要性を確認したもので、aPKC-IL6 枢軸が前立腺の再発の診断や治療の標的となる事を示しています。
Ishiguro H, Akimoto K, Nagashima Y, Kagawa E, Sasaki T, Sano J, Takagawa R, Fujinami K, Sasaki K, Aoki I, Ohno S, Kubota Y, Uemura H: The co-expression of aPKCλ/ι and IL-6 in prostate cancer tissue correlates with biochemical recurrence. Cancer Science, 102(8):1576-1581 2011.
11.04.27
平井秀一博士(准教授)が、ニューロンの軸索形成の新たな機構を見いだし発表しました。mRNA転写やアポトーシスの制御における役割が論じられてきたJNK経路が、ニューロンの軸索形成の場面で微小管系の制御を通じた極性の動的変換を担っている事を始めて見いだしました。
*Hirai S, Banba Y, Satake T and Ohno S. Axon Formation in Neocortical Neurons Depends on Stage-Specific Regulation of Microtubule Stability by the Dual Leucine Zipper Kinase-c-Jun N-terminal Kinase Pathway. J Neuroscience, 31, 6468-6480, 2011.
11.04.18
廣瀬智威博士(助教)が、「細胞極性制御因子による糸球体濾過膜の維持機構と糸球体疾患の関連解明」の研究成果により、横浜市立大学医学会「医学研究奨励賞」(平成22年度)を受賞しました。
11.04.14
吉濱陽平君(東大大学院博士3年、千田和広教授)が、臓器の大きさを決めるHippoシグナル系の制御因子であるKIBRAが、細胞極性タンパク質aPKCのキナーゼ活性を直接抑制制御する事により、上皮細胞のアピカル膜への外分泌を抑制している事、つまりアピカル膜ドメインの発達を制御している事を見いだし、発表しました。Hippo系による極性の制御があるのか?aPKC-PAR系による臓器の大きさの制御があるのか?など、新たな疑問の解明が次の課題となります。
KIBRA遺伝子はゲノムワイドな臨床遺伝学的解析から、記憶・認知機能やアルツハイマー症との連鎖の報告が集積していますが、その機構は全く不明です。これら精神疾患との関連性の追求も大きな課題となります。
Yoshihama Y, Sasaki K, Horikoshi, Suzuki A, Ohtsuka T, Hakuno F, Takahashi S-I, *Ohno S, *Chida K. KIBRA Suppresses Apical Exocytosis through Inhibition of aPKC Kinase Activity in Epithelial Cells. Current Biology, 21, 1-7, 2011.
11.02.08
学部2年生の時から当教室の研究に自主的に参加していた井出真理子さん(医学科H23年度卒、医師初期研修中)が、医学科リサーチマインド養成プログラム(自主的研究参加)における優れた功績を納めたとして、第1回医学部長賞(銀賞)を受賞しました。