4月定期症例検討会

令和4年度がスタートし、4月27日に新年度最初の症例検討会を開催しました。児童精神科新メンバーとして、附属病院には子どもの心専門医レジデントの太田医師、シニアレジデントの深津医師の2名を新たに迎え、市民総合医療センターには救急から戻った宮崎医師、シニアレジデントの重井医師を迎えました。大幅な医師の入れ替えがあったこともあり、病棟業務もたて込んでいて古株の藤田医師が症例検討を担当しました。患者さんからの自殺のSOSを受けながら、なんとか実行することを思いとどまって欲しくても、うつ状態が悪化してそのSOSがなかなか医に届かないことがあります。病状の悪化を見極め、早めに入院などでの保護ができればよいのですが、入院待機も多くいるとその見極めがさらに難しくなることがあります。当日は病状見極めのための医師のスキルや県下全域におけるタイムリーな病床確保の難しさについて話し合いました。