1月定例症例検討会

1月19日には2022年最初の症例検討会が開催されました。宇賀神医師に症例提示をいただきました。コロナ禍以降、摂食障害患者の重症化が言われており、入院を繰り返す子ども、なかなか退院できない子どもが増えてきています。重症なケースは再栄養を行う際の治療抵抗に難渋し、栄養の増減の交渉に終始するやりとりで医師やスタッフだけでなく、家族も疲弊していくものです。さらに併発する電解質異常やイレウスなど身体管理が必要な状況が起こってくるときに、子どものためにどんな精神療法が提供できているのか、関わっている医師自身が迷うこともあるでしょう。子どもと家族の長かった経過を理解し、回復のための強みをじっくり探しながら焦らずケアすることこそが何よりも大事なのですが、「なんとかしてあげたい」という思いが関わる医師自身を悩ませることもしばしばです。当日は急性期治療にありがちな治療者の悩みを皆で共有しました。