8月定例症例検討会

8月18日に定例症例検討会を開催しました。症例提示は青木医師に担当していただきました。プレイセラピーは子どもの発達特性や性格傾向、葛藤を観察し、緩やかに枠組みを示しながら治療的な言葉や関係性を提供する上で役立ちます。居場所のない子どもたちの寛ぎの場としても役立つところではありますが、治療技法・治療介入であるため、何の目的でそれがなされているのか、利用している子どもや家族はその意義をある程度理解できているのか、主治医は確認することが必要です。担当している心理士とも目的の共有が必要ですが、これがあいまいになってしまうと脱落例も出てくることを学んだ会になりました。