心のつぶやきノートを再開しました

附属病院の児童精神科には以前、「心のつぶやきノート」なるものがありました。昭和世代の人には懐かしいかもしれませんが、ペンションの談話室などに置いてあるようなノートです。訪れた人がその時の思いを書き綴り、また次の人が書き加えていくというものです。SNSが普及した今、手書きで「つぶやき」をすることがすっかりなくなりましたが、「つぶやき」の意義は再発見されているような気がします。児童精神科のTwitterアカウントを作るより、外来に訪れたときの気持ちを「つぶやき」として書き込んでもらうのも健康的かと思い15年以上ぶりに再開することになりました。もちろん、個人情報を載せること、炎上するような際どい書き込みは厳禁です。今の子どもたちや親御さんはどんなことを書き込むのでしょうか。それとも、書くことも難しくなっている時代なのか。皆さんの反応を楽しみにしています。