10月4日には、横浜市大児童精神科に臨床心理士を目指す大学院生を派遣されているアライアント国際大学の江夏亮先生をお招きして、心理療法の多元的アプローチについてお話いただきました。出自にそれぞれの心理療法の流派を持つ心理士さんは多いですが、これらの良いところをクライアントのために統合しながら提供していく立場を紹介いただきました。江夏先生はゲシュタルト療法が御専門ですが、精神分析、行動療法、認知行動療法を実践的に臨床に取り込まれています。当日の講義では、臨床において人を性善説と性悪説どちらでとらえるか、共感は理解なのか共鳴なのか、心理学は科学たりえるのか、など参加者の議論が白熱しました。そのせいで、講義は30分程度、ディスカッションが1時間30分と演者の江夏先生には大変ご負担をおかけしましたが、我々にとって有意義な時間となりました。





































