セカンド・オピニオンについて。

セカンド・オピニオンについて。

セカンド・オピニオンとは?

医療行為を受けている間に、
「今の治療が自分にとって本当にベストなのか?」
「他の選択肢はないのか?」
「本当にこの診断でいいのか?」
などという疑問がわいてくることがあります。この疑問を確認し、お子さんやご家族が納得して医療を受けることが何よりも大事です。これまで自分がしてきた面接の意味、内服してきたお薬の意味、これから先どれくらい通院が必要なのか?など、疑問に思うことはぜひ担当医にたずねていただければと思います。しかし、あまり納得がいかない、よくわからなかった、他の医師の意見も聞いてみたいという方もいらっしゃるはずです。このためにセカンド・オピニオン(第二の医師の意見)が存在します。セカンド・オピニオンとはかかりつけの医療機関の診断や説明、治療方針について、他の医療機関の医師に客観的な意見を求めることをいいます。

他院へのセカンド・オピニオン。

現在の治療方針に関する不信感や疑問があれば、ぜひ担当医に伝えていただければ丁寧に対応いたします。遠慮なく伝えていただければと思います。
「お医者さんにはちょっと直接は言いにくい。」
「主治医に失礼なのではないか?と思ってしまって言い出せない。」
ということであれば、外来受付や精神科外来看護師が対応いたしますので、声をおかけください。

また、治療方針や診断について疑問が解消されず、他の医師の意見を聞いてみたいという場合は、セカンド・オピニオンを引き受けていただける病院・診療所に紹介状とお書きすることもできます。なかなか言い出しにくいことかもしれませんが、医療行為を受ける時には積極的に疑問を解決し、患者さんとご家族自らが治療に参加することが大事ですので、相談してください。

他院からのセカンド・オピニオン。

現在、他院で治療を行っていてセカンド・オピニオンを受けてみたいという方にも対応しています。
その場合は、セカンド・オピニオン希望の旨を予約受付時にお伝えいただき、担当医より紹介状や参考となる資料をもらって受診をしてください。ただし、現在受信中の医療機関に対する苦情の対応、医療訴訟を目的とした相談、診療費に関する相談はお受けできません。なお、一般の初診とは異なるので、保険外診療で全額自己負担(税込み基本料:11,070円)となります。

詳細は、下記をご覧ください。
横浜市立大学附属病院 セカンド・オピニオン
http://www.yokohama-cu.ac.jp/urahp/patient/outpatient/s-opinion.html
横浜市立大学附属市民総合医療センター
http://www.yokohama-cu.ac.jp/

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