大切な人をなくしてしまった。

大切な人をなくしてしまった。

大好きな家族や仲間、とても可愛がっていたペットなど、大切な人やものをなくした時に、心や体、そして普段の生活にいろいろな影響が出てきます。

大切な人やものを失うと、以下のような気持ちになるかもしれません。これは誰にでも起こるもので「悲嘆(ひたん)反応」といいます。

失ったことを受け入れるまでに、誰しも時間がかかるものです。

自分がこれまでにがんばってきたこと、亡くなった家族や仲間、ペットとの大切な時間や思い出などいろんな事が思い出されますし、いろいろな気持ちになります。悲しみ、孤独、不安を強く感じる時間と現実の中で頑張る時間をくりかえしながら、大切な人やもんを失った現実を受け入れるまでに、誰しも数年の時間がかかるものです。

小さい子はまだ、人がなぜ死んでしまうのかを理解できないでいますし、もう少し大きくなっても、悲しくて不安な気持ちを誰に相談したらいいのかわからない子も多くいます。相談しようと思っても、友だちはみんな元気だし、まわりの大人たちも、悲しそうにしているあなたを励まそうと、「いつまでもクヨクヨしていたって仕方がないよ」などと言うかもしれません。

悲しみや不安はがまんせずに、言葉や感情に表しましょう。

でも、悲しみや不安を心の中にしまい続け、がまんすることが心にとっては一番よくないことなのです。お葬式や法事で思い出話を話して泣いたり笑ったりすること、お墓や仏壇の前で手を合わせて、自分の近況を亡くなった人に報告したりすることは、実は人の心の健康にとってもとても意味のあることなのです。

いっぱい泣くこと、楽しかった記憶を思い出すこと、いなくなった人を想って心の中で話しかけること、悲しみや不安を言葉に出して伝えることこそ、心の中を整理して新しい一歩を踏み出すために大切な作業です。

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