がんばろうと思っているのに、大事な場面でうっかりミスをしてしまったり、家でのんびりしているうちについつい学校に遅刻しそうになったり…。実は、「うっかり、ぼんやり」「ついつい、そわそわ」のせいで困っている人は、20人に1人くらいはいて、そんなにめずらしいものではありません。
「うっかり、ぼんやり」「ついつい、そわそわ」の問題は、「ちょっと待てよ」「冷静に」と感じる心(=脳)のブレーキがかかるのが、人にくらべて遅いために起こっている可能性があります。本当は生まれもっての特徴というだけなのですが、「もっとしっかりしなさい。」「どうしてできないんだ。」と怒られたり、反省するように言われたりすることで、悩んでしまう場合があります。
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- テストの見直しが苦手。
- 先生の長い話は苦手。
- 友だちとの約束をよく忘れる。
- 片づけが苦手。
- 落とし物・忘れ物が多い。
など
- テストの見直しが苦手。
- 先生の長い話は苦手。
- 友だちとの約束をよく忘れる。
- 片づけが苦手。
- 落とし物・忘れ物が多い。
など
- じっとすわっているのが嫌い。
- となりの子につい話しかける。
- ついついカッとなってしまう。
- おしゃべりしすぎてしまう。
- お年玉をつい使ってしまう。
など
- じっとすわっているのが嫌い。
- となりの子につい話しかける。
- ついついカッとなってしまう。
- おしゃべりしすぎてしまう。
- お年玉をつい使ってしまう。
など
いつもは「うっかり、ぼんやり」「ついつい、そわそわ」していて叱られてばかりの子でも、心が元気ならばいいところはいくつだってあるはずです。たとえばこんないいところを持っている子もいます。
- 人よりおもしろいことを思いつく。
- 長くは続かないけれど、まわりの声も耳に入らないくらい集中できるときがある。
- いろいろ考えず、まずやってみることができる(行動力がある?)。
- いろんなことに興味がある。
病院ではそんな「うっかり、ぼんやり」「ついつい、そわそわ」とつきあっていくコツを一緒に考えていきます。先生たちはみんなの心が元気になることを願っていますので、一緒にあなたのいいところを見つけて、まわりの家族や友だち、先生に理解してもらうお手伝いもしてくれるでしょう。