学校の勉強がむずかしい。

学校の勉強がむずかしい。

読むこと、書くことがむずかしい

他の友だちは教科書や本をつっかえないで読みあげることができたり、一度本を読むだけでだいたい何が書いてあるのかわかるのに、自分はなかなかそれができない。マンガやゲームの本を読むにしても、ふりがながふってあればいいけれど、大変だからあまり読みたくないという悩みがある子がいます。また、なんとか練習して小学校のうちは乗りこえたけれど、中学校になってもっと漢字がむずかしくなったり、英語を読むのはもうムリという人もいるかもしれません。


さらに、読むことはできるけれど、書くとなると思っているようなことが全然書けないとか、字がうかんでこないとか、漢字はなんだか変な記号みたいでさっぱり覚えられないという人もいます。そんな人たちにとっては、学校のみんなの前で教科書を読むとか、黒板の前で何かを書くとか、作文をはりだされるようなことは本当にしんどいことになります。

実は、先生が言っていることはわかるけれど、読むこと・書くことだけがむずかしい、という人はめずらしくありません。形や音を区別している脳の情報処理の得意不得意に関係するといわれています。たとえ読むこと・書くことがむずかしくても、少しずつ自分にあった練習をしたり、パソコンをつかえば文章が書ける人もいて、大人になって社会人としてりっぱにやっている人も多いのです。病院に来る子の中には、自分の努力がたりないから、自分がダメだから、と思ってずっと一人でなやんでいる子もいます。

算数・数学がむずかしい

数字をみるとイヤになる、計算をいつもまちがえてしまう、時計がよめない、時速何キロといわれてもよくわからない、文章問題になるとどうしていいのかさっぱりわからない、など、算数についてのなやみをかかえている人もいます。なんとか、計算問題まではできていたけれど、小学校高学年になったとたんに、割合の問題や比の問題、中学校になってマイナスやX(エックス)が出てきてからは、もう完全についていけない。という人もいます。実はこういう人も、読むこと・書くことがむずかしいという人と同じようにめずらしいことではありません。

体育・図工がむずかしい

小さい頃から運動がにがてで、友だちとドッヂボールやサッカーをしてもうまくできなかったり、自転車になかなか乗れないという子もいます。また、あまり手先が器用でなくて、工作が好きな子やプラモデルを作れる子がうらやましい、という子もいるでしょう。もともとの運動神経・手先の器用さは人それぞれの差があります。

どこに相談すればいの?

みんなと同じようにしたい・苦手を克服したいと学校の先生やご家族に相談せずに、自分流でムリをするよりは、学校の勉強を楽しめるくらいのほうがよいでしょう。その方が学校が楽しくなってずっと多くのことを学べるはずです。お医者さんや学校の先生と相談していくのがよいかもしれません。小学校までであれば、療育センターというところでも相談にのってくれるはずです。

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