10月定例症例検討会

10月19日は定例症例検討会が開催されました。担当は附属病院の太田先生でした。子どもの登校困難感やネット依存傾向が話題になっていましたが、その背景には発達障害特性の存在とその特性と本人の行動の因果関係が十分に理解されていない家族があったようです。子どもの行動と家族の訴えに耳を傾けながら、元来の本人の特性と環境のミスマッチがどのようにして起こっているのか、みたててはフィードバックすることが重要になります。みたてと気づきを得るための積極的な傾聴と信頼関係を築くための受容的な傾聴のバランスに留意する必要があります。