横浜市立大学 藩 龍馬

拠点を支える若手研究者

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回答者
名前:藩 龍馬
所属:横浜市立大学 大学院 医学研究科 免疫学教室
   助教

Q1. 拠点ではどのような研究活動に取り組んでいますか?
A1. 自己免疫疾患の革新的治療法の開発を目的として研究を行っています。協働企業のエーザイ株式会社が所持する大規模な化合物ライブラリーと、横浜市立大学・免疫学教室で培った実験系のノウハウを組み合わせた薬剤スクリーニング系の作製に携わり、現在はその実行に向けて日々精進しています。また、新規の創薬標的分子を発見するため、様々な技術を取り入れた基礎研究に力を注いでいます。
Q2. 拠点に参加して感じたことをお聞かせください。
A2. 本拠点には、トップクラスの技術が集結した理想の研究環境があると実感しています。例えば、拠点内で使用できる質量分析計や次世代シークエンサーなどは、プロテオミクスやゲノミクスなど、翻訳後修飾がもたらす多様な生命現象を包括的に研究するのに必須のツールです。さらに、これらの機器から得られる大量のデータを理解するためのバイオインフォマティクス解析ができる環境もあり、研究者間で連携して大きな目的を達成するのに最適な条件がそろっていると思います。
Q3. 今後の目標をお聞かせください。
A3. とても広い分野の見識と高度な創薬技術を持つエーザイ株式会社の方々との議論を通じて多くのことを学ばせていただいています。このような企業・大学間の連携によって生み出されるアイディア、そして充実した研究環境を存分に活用し、患者様の期待に応えられる新薬を最短ルートで開発できるよう研究に励みます。
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