株式会社メディカル・プロテオスコープ

「翻訳後修飾プロテオーム解析事業の確立」

大滝 義博
株式会社メディカル・
プロテオスコープ
代表取締役
大滝 義博

 メディカル・プロテオスコープは、プロテオミクスの臨床応用を目的として設立されてから10年が経過し、がん治療の予後予測マーカーの同定をはじめとして多くの成果を挙げてきました。また、国内外の製薬企業との共同研究を通じて、創薬研究の効率化や臨床開発の迅速化など、医薬品開発にともなうさまざまな課題を克服するための総合プラットフォームを提供しています。
当社は、平成25年度より本拠点で開発された蛋白質の翻訳後修飾解析の手法を活用しプロテオミクスの受託分析事業を開始しました。これまでに研究機関や製薬企業から数多くの委託を受け、本拠点の目的である事業化を実現できたことを大変嬉しく感じるとともに、本拠点における大きな成果の一つであると自負しております。
さらに、平成25年12月には当社本体を本拠点の中心となっている先端医科学研究棟内の産学連携ラボに移転し、人的な交流も含めて、中核機関である横浜市立大学とのより緊密な連携を実現しました。
プロテオミクスは、生命科学のさまざまな分野で研究の突破口を開く技術として広く認められています。次の10年を見据えたプロテオミクスの技術開発を通じて、当社は医療と社会に貢献するとともに、さらなる拠点の形成を目指していまいります。

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