センター長挨拶
センター長挨拶

センター長
宮城 悦子教授
病気に苦しむ市民や国民の皆様に「次の一手」となる治療法を開発することは私たちの願いでもあり、使命でもあります。
横浜市立大学附属2病院と医学部、先端医科学研究センターは、再生医療など先進的な医療の実現に向け、基礎研究から臨床応用に向けた橋渡し研究(トランスレーショナルリサーチ)を行う体制を構築するとともに、横浜市の支援の下、平成 27 年 4 月、横浜市立大学附属病院下に次世代臨床研究センター(Y-NEXT)を設立し、臨床研究支援体制の充実を図ってきました。
Y-NEXT は、最先端の治療をいち早く患者さんに届けることを目標とした臨床研究を推進するための専門家集団で、その活動は多岐にわたり、国への承認申請や保険収載などの “出口” を見据えた新しい治療法や診断法の開発研究の立案、その適正実施の支援・監督に加え、臨床研究を志す全ての人に対して教育研修の機会を提供しています。
現在、横浜市立大学附属 2 病院・医学部の各教室・診療科に所属する医師は、質の高い国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的な役割を担う病院として、附属病院の臨床研究中核病院への承認に向けて一丸となって臨床研究・治験に取り組んでいます。
さらに、この活動を横浜市立大学附属病院を中核とした横浜臨床研究ネットワークに所属する医療機関にも波及させ、横浜市及び神奈川県における医療機関等の臨床研究・治験の活性化を図るとともに、医療機関同士の有機的な連携を構築し、質の高い先進的な地域医療の提供を図っていきます。
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