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診療内容

遺伝子診療科の診療内容

  • 遺伝カウンセリング
  • 遺伝子検査に関する相談、診療
  • 先天性疾患、家族性の病気、遺伝、遺伝子診療、治療に関するもの
  • 遺伝性腫瘍
  • 妊娠とくすり外来

出生前遺伝学的検査に関して

はじめに

当院はNIPTコンソーシアム協力施設です。日本産科婦人科学会の指針を遵守し、この検査を遺伝カウンセリングに関する研究の一環として行います。

検査の概要

  • この検査は、無侵襲的出生前遺伝学的検査(non-invasive prenatal testing : NIPT)の一つです。
  • 妊娠中のお母さんの血液を採取し、血液中を浮遊しているDNA断片を分析することで、赤ちゃんが特定の染色体異常症かどうかを検査します。
  • この検査は確定的検査ではありません(99.9%分かるというのは間違いです)。
  • 現在、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体の数的異常を対象としています。
  • 当院で提供するのは、FALCOバイオシステムズ社のNIPTとなります。
  • 日本医学会の施設認定を受け、2013年4月1日より検査希望者に対応しております。

検査の対象者は?

ダウン症候群、18トリソミー、13トリソミーの赤ちゃんを妊娠している可能性の高い妊婦さんです。
具体的には、

・胎児がダウン症候群、18トリソミー、13トリソミーのいずれかに罹患する可能性が高い場合
・ダウン症候群、18トリソミー、13トリソミーのいずれかを妊娠・出産したことがある場合
・高齢妊娠(分娩予定日時点で35才以上。ただし、凍結胚移植による妊娠の場合は、採卵時の年齢が34歳2ヶ月以上)

上記以外の妊婦さんは現時点では検査の対象外とされています。
赤ちゃんに染色体異常があるかどうか知らなくていい妊婦さんは、検査を受ける必要はありません。

費用・その他

*検査を受ける前に当院の遺伝相談外来にご夫婦で受診していただきます。
*検査を受ける場合には、検査関連費用として約21万円が必要です。
*検査を受けない場合にも、遺伝相談料として約1万円がかかります。
*検査時期は妊娠10週以降です。
*結果は約2週間後に外来にてご説明いたします。

Q & A

  • 出生前検査は何のために行うのですか?

    妊娠中の検査の目的は、もともとは安全な妊娠経過・分娩のためで、同時に児の健康の向上や適切な養育環境を提供することです。
    そのうち、出生前遺伝学的検査は胎児が何らかの疾患に罹患している可能性や正確な病態を知る目的で行われます。
    しかし、出生前に胎児の病気を見つける時には、胎児の生命にかかわる多くの課題を含んでいます。
    検査を受ける前に、この検査の特性、方法、リスク、分かること、分からないこと、意義などを十分理解し、ご夫婦でよく相談して、自らの意志で検査を受けるかどうか判断する姿勢が大切です。
  • この検査はどのような検査ですか?

    妊娠中のお母さんの血液を採取し、血液中を浮遊しているDNA断片を分析することで、赤ちゃんが特定の染色体異常症かどうかを検査します。
    出生前遺伝学的検査の一つで、非確定的検査です。
    妊婦から採血するのみで、従来から行われていた羊水検査などに比べ、妊婦や胎児への負担・リスクが少ない検査法です。
    この検査の実施に当たっては、十分な遺伝カウンセリングの実施が要件となっています。
    現在、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体の数的異常を対象としています。その他の染色体の数的異常は対象としていません。
    2013年3月9日、日本産科婦人科学会より“母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査に関する指針”が発表されています。
    →詳しくは、http://www.jsog.or.jp/news/pdf/guidelineForNIPT_20130309.pdfをご覧ください。
  • この検査で何が分かりますか?

    お母さんの血液中に流れている、21番、18番、13番染色体断片量(濃度)が平均より多いかどうかを検査します。
    21番が多ければ、21トリソミー陽性と判定され、赤ちゃんがダウン症の可能性が高いと考えられます。
    18番、13番についても陽性であれば、赤ちゃんが18トリソミーや13トリソミーである可能性が高いと考えられます。
    染色体異常症の可能性が高くても、診断が確定されるわけではありません。
    通常、染色体は44本の常染色体(1-22番2本ずつ)と2本の性染色体(XおよびY)から成り立ちますが、トリソミーの場合、該当する染色体数が3本ある状態です。21トリソミーはダウン症候群として知られています。
    均衡型転座や不均衡型転座などの染色体の構造異常は分かりません。転座とは、染色体の一部が入れ替わったり、くっついたりする状態です。量的に通常と変わらない場合(均衡型)と量的に増減がある場合(不均衡型)があります。
    遺伝性疾患かどうかを確認する検査でもありません。
  • この検査はどのような施設で実施するのですか?

    日本産科婦人科学会の指針では、母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査を行う施設が備えるべき要件として「遺伝に関する専門外来を設置し、出生前診断の十分な知識や豊富な診療経験を有する産婦人科医師、小児科医師が常時勤務しており、検査を希望する妊婦に対する検査施行前と検査施行後に遺伝カウンセリングを、十分な時間をとって行う体制が整えられている施設」等が挙げられています。
    これらの要件を満たす施設が実施するためには、日本医学会の下に新設された「母体血を用いた出生前遺伝学的検査 施設認定・登録部会」に申請し、実施施設として認定される必要があります。
    現在、国内の数医療施設で申請されており、当院も実施施設として認定されています。
    当院は、NIPTコンソーシアム協力病院です。この検査を他施設共同研究として慎重に実施いたします。
    →詳しくは、http://www.nipt.jpをご覧ください。
  • どのような人が検査の対象となりますか?

    日本産科婦人科学会指針をもとに検査を行います。
    当院では、以下の妊婦さんのみが対象です。1.高齢妊娠(分娩予定日時点で35才以上。ただし、凍結胚移植による妊娠の場合は、採卵時の年齢が34歳2ヶ月以上)
    2.ダウン症候群、18トリソミー、13トリソミーのいずれかの赤ちゃんを妊娠・出産したことがある人
    3.赤ちゃんがダウン症候群、18トリソミー、13トリソミーのいずれかに罹患している可能性が高い

    現時点では、上記以外の妊婦さんは検査の対象外といたします。
    また、対象者でも赤ちゃんに染色体異常症があることを知らなくていいという妊婦さんは、検査を受ける必要はありません。

  • この検査結果で、染色体異常症の確定となりますか?

    この検査は、染色体の異常がある可能性が高いことを示す「非確定的検査」であり、確定診断は得られません。診断の確定のためには、「絨毛検査」または「羊水検査」の実施が必要です。

    ※絨毛(じゅうもう)検査・・・体から胎児への栄養分の供給や胎児の不要物の排出などは胎盤を通じて行われます。その胎盤を形成する組織の一つである絨毛は胎児由来の細胞で作られています。
    絨毛採取は、採取した絨毛を培養して得られる細胞や直接抽出したDNAを用いて、胎児の染色体や遺伝子を分析します。超音波検査によって胎盤の位置を確認しながら、針を妊婦の腹壁に挿入したりして、絨毛を採取します。

    ※羊水(ようすい)検査・・・羊水を採取して、胎児細胞の染色体を調べることによって、胎児に染色体異常がないかを調べる検査です。この検査は妊娠15週以降に行われます。これは安定期に入り、羊水の量も増えるため羊水検査によって胎児を傷つける可能性が少ないためです。羊水検査は、超音波で胎児と胎盤の位置を見ながら、その部分を避けて針を刺して羊水を採取します。

  • この検査の費用はいくらですか?

    約21万円です。検査そのものの費用は、178,446円(税抜)です。それ以外に、遺伝カウンセリング料や初(再)診料がかかります。
    検査をしなかった場合も、遺伝カウンセリング料は発生します。
  • 検査は妊娠何週から受けられますか?

    妊娠10週以降の妊婦さんが対象です(妊娠中後期からはお母さんの血液中の赤ちゃん由来のDNA濃度が減少することがあり精度は低下します)。
    検査結果はおよそ2週間後に出ます。
    結果が陽性の場合に診断を確定するためには羊水染色体検査が必要になります。
  • 結果はどのように解釈すればいいのですか?

    ダウン症候群について言えば、「陰性」という結果が出た場合は、99.9%の確率(陰性的中率)でダウン症候群の赤ちゃんを妊娠していないと言うことができると思います。
    ダウン症候群について「陰性」という結果が出た場合には、ダウン症候群の赤ちゃんを妊娠している確率が高くなります。その確率(陽性的中率)は、状況によって異なることがありますが、75-95%程度です。陽性と出た場合に、診断を確定するためには羊水検査が必要です。
    「判定不能」という結果も、0.9%程度で見られます。主な原因は母体血中の浮遊DNAの中で胎児由来成分が低濃度(4%以下) であることです。再検査(再採血)もしくは羊水染色体検査を受けることも選択できます。
  • この検査で赤ちゃんの病気についてどのくらいわかるのですか?

    この検査で先天異常のすべてを検査することはできません。
    この検査でわかるのは、ダウン症候群等の3つの染色体異常の可能性が高いかどうかのみです。
    先天異常の赤ちゃんは、100人に3〜5人程度の頻度で生まれてきます。
    染色体異常症は新生児のおよそ0.6%に確認されると言われています。新生児の染色体異常症のうち、ダウ ン症候群、18トリソミー、13トリソミーが占める割合は2/3程度であると考えられています。
    ヒトは誰しも生涯の間に遺伝が関係する体質・症状や病気になるだろうと言われています。
  • この検査のメリットは何ですか?

    子宮への穿刺などの必要なく安全に検査を行えることです。お母さんの静脈血を採取するので赤ちゃんの流産のリスクはありません。
    ダウン症候群の赤ちゃんを妊娠している場合には99%以上で検出することができます。
    検査結果が陰性であった場合はほぼその染色体異常児を妊娠していないと判断できます(陰性的中率99.9%)。この検査を行うことで、流産の危険性のある羊水検査や絨毛穿刺を受ける必要がある妊婦が少なくなることが予想されます。
  • この検査の留意点は何ですか?

    非常に精度の高い検査ですが、100%の確率で3つの染色体異常児を検出できるわけではありません。実際
    には染色体異常児を妊娠しているのに、陰性と判定される妊婦がごく少数存在します。また、染色体異常児を妊娠していないのに陽性と判定される可能性もあります。
    陽性と出てもそのすべての胎児がその染色体異常児であるとは限りません。この検査で陽性と判定されても、結果を確認するために羊水検査や絨毛穿刺のような確定的検査が推奨されます。
    費用がとても高く、保険でカバーされません。
    その他の染色体異常症や遺伝性疾患に罹患している可能性のある胎児の診断はできません。
  • 当院において、出生前検査を検討される場合、予約・受診する際の注意点はありますか?

    当院で対応可能な出生前検査は、以下となります。

    ○母体血胎児染色体検査:新型出生前診断(採血) 妊娠10週〜 178,446円(税抜)
    ○妊娠初期コンバインド検査(超音波+採血)   妊娠11週〜13週 27,778円(税抜)
    ○トリプルマーカー検査(採血)  妊娠14週〜11,100円(税抜)
    ○クアトロテスト(採血)  妊娠15週〜 13,889円(税抜)
    ○絨毛検査(入院・穿刺)  妊娠12週〜14週 約170,000〜円
    ○羊水検査(入院・穿刺)  妊娠15週後半〜 約170,000〜円

    まず、検査前遺伝カウンセリングをご夫婦で受けていただきます。対象は、出生前診断を検討している全ての妊婦さんです。
    初診料:3,750円(税抜)、再診料:1,173円(税抜)、遺伝カウンセリング料:受診ごとに3,900円(税抜)なども、同時に請求されます。初回受診時に紹介状のご準備がない場合には、5,255円(税抜)も必要です。

    注1)希望する妊婦ご本人がお申し込み下さい
    注2)分娩予定日が決定してからお申し込み下さい
    注3)ご連絡いただいた場合、発信者履歴・連絡先などを記録させていただきます。本件以外の目的では用いませんのでご理解ください。

    予約を取られた方:
    ・分娩予定日の明記された紹介状をご準備下さい(当院通院中の方は不要です)
    ・必ずご夫婦(パートナーも可)でいらしてください。
    ・自費診療になりますが、保険証をお持ちください。
    ・時間に余裕をもっていらしてください。
    ・キャンセル・遅刻される場合には必ずご連絡ください(045-787-2692)
    ・当院で検査前カウンセリングをご予約なさった方へ

出生前検査を検討される方へ

当院で対応可能な出生前検査は、以下となります。

○母体血胎児染色体検査:新型出生前診断(採血) 妊娠10週〜  178,446円(税抜)
○妊娠初期コンバインド検査(超音波+採血)   妊娠11週〜13週  27,778円(税抜)
○トリプルマーカー検査(採血)  妊娠14週〜  11,100円(税抜)
○クアトロテスト(採血)  妊娠15週〜  13,889円(税抜)
○絨毛検査(入院・穿刺)  妊娠12週〜14週  約170,000〜円
○羊水検査(入院・穿刺)  妊娠15週後半〜  約170,000〜円

まず、検査前遺伝カウンセリングをご夫婦で受けていただきます。
対象は、出生前診断を検討している全ての妊婦さんです。
初診料:3,750円(税抜)、再診料:1,173円(税抜)、遺伝カウンセリング料:受診ごとに3,900円(税抜)なども、同時に請求されます。初回受診時に紹介状のご準備がない場合には、5,255円(税抜)も必要です。

この検査を受けたい方の連絡先

※検査を検討される妊婦さん(10週0日を越えていないと申し込みできません)は、
045-787-2692 平日 10時~17時 へお電話ください。翌々週までの空き枠をご案内します。

注1)希望する妊婦本人がお申し込み下さい。
注2)分娩予定日が決定してからお申し込み下さい。
注3)ご連絡いただいた場合、発信者履歴・連絡先などを記録させていただきます。本件以外の目的では用いませんのでご理解ください。

本検査に関する遺伝カウンセリングをご予約なさった方へ

診療について

※横浜市立大学附属病院遺伝子診療科にて診療いたします。
※産科診察は行いません。
※診療は平日のみ〔不定期〕となっております。
※予約時間の30分前までに病院総合案内(初診受付)へお越しください。
※初回外来は、待ち時間、カウンセリング時間、その他で1~2時間程度かかります。

病院へのアクセス

当院へのアクセスはこちら

当日ご準備いただくもの

※出産予定日が明記されている紹介状
※保険証
※費用(遺伝カウンセリング費用は3,900円です。初診料:3,750円、再診料:1,173円、検査代、消費税は別途かかります。カードでの支払いも可能です。)

注意事項

1.必ずご夫婦でご参加ください。(ご本人おひとりのみの場合、NIPTは受けられません。)
*やむを得ずお子さま同伴の場合、別室などでお待ちいただけません。必ず同席いただいています。予めご了承下さい。

2.予約の変更は受けつけられません。キャンセルの扱いとなりますのでご注意ください。
一度キャンセルされますと原則、再度のご予約はお取りできません。

3.予約をキャンセルされる場合、045-787-2692(平日10時~17時)にて承ります。つながりにくい場合もございますが繰り返しご連絡いただきますようお願い致します。キャンセルのご連絡は前日までにお願いします。

4.検査についての情報は、ホームページQ&Aなどをご覧ください。詳しいご説明、ご質問には、当日の遺伝カウンセリングでお答えいたします。予約状況に関するお問い合わせにも基本的に応じません。やむを得ず問合せが必要な際は045-787-2692(平日10時~17時)におかけください。

5.遺伝カウンセリング後に十分な時間をかけて検査を行うかご検討いただきます。場合によっては、遺伝カウンセリング当日に検査を受けることも可能です。

6.検査を行ってから2~3週後に結果説明のご予約をお取りします(平日のみ)。この日も必ずご夫婦でいらっしゃってください。

7.検査を行う条件として、予定分娩施設が決まっていることが必要です。

IRUD(未診断疾患イニシアチブ)事業に関して

はじめに

未診断疾患イニシアチブInitiative on Rare and Undiagnosed Diseases (IRUD) は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構 (AMED) が主導する、日本全国の診断がつかずに悩んでいる患者さん(未診断疾患患者)に対して、遺伝子を幅広く調べ、その結果を症状と照らし合わせることで、患者さんが罹患しているまれな難病や、これまでに知られていない新しい疾患を診断しようという研究事業(エクソーム解析研究)です。当施設は、神奈川県におけるIRUD 診療拠点病院です。

IRUD参加基準

以下の 1又は 2を満たし、6ヶ月以上にわたって(乳幼児は除く)持続し、生活に支障のある症状があり、診断がついていない状態。

1.2つ以上の臓器にまたがり、一元的に説明できない他覚的所見を有すること。
2.なんらかの遺伝子異常が疑われる病状であること。
(血縁者、兄弟に同じような病状が認められる場合を含む)

遺伝学的背景を疑う未診断の患者さんを診察されたら・・・

遺伝学的背景を疑う未診断の患者さんを診察されたら

1.まず、横浜市大IRUDコンサルト窓口へ
お問い合わせ先: irud★yokohama-cu.ac.jp
(★は@に置き換えてください)

コンサルトシートに必要事項を埋め、メール添付で申込みます。(パスワードを設定して下さい。パスワードは別便のメールでお知らせ下さい)
*院内の方は、電子カルテ上でオーダーも可能です。遺伝子診療科 内線2692(平日10時-17時)へ
コンサルトシートはこちら

2.患者さんと、ご相談ください
・診断率は 25% 程度
・検体提出から初回ご報告まで、 6ヶ月 前後
・網羅的な解析であるが、疾患に関連する部分の情報のみ検索する
・偶発所見についての情報は得られない
・基本的にご両親の採血も同時に行います
・解析費用は不要だが、検査前後の遺伝カウンセリング料(1-2万円)を負担

IRUD-Aに参加いただく場合

3.患者さんから電話予約 をお願いします。
TEL:045-787-2692(遺伝子診療科直通:平日10時-17時)へ
原則、水曜日/金曜日午後が外来日です
初回、遺伝カウンセリングは、5,500-15,000円/hr

4.患者さんが検査前遺伝カウンセリングに来談、同意あれば、検体採取・解析へ
・紹介状を持参いただきます
紹介状は 作成いただいたコンサルトシートの「紹介状」のタブをご利用下さい。

5.診断委員会の開催
疾患と関連しうる結果が得られた場合、主治医の先生にも参加いただきます
こちらよりご連絡申し上げます。

6.結果のご説明約〔6ヶ月後〕
・遺伝カウンセリングは、5,580円~/hr
・横浜市大遺伝子診療科にて書面で患者さんに結果をご説明いたします。
●診断に至らなかった場合
横浜市大医学研究科遺伝学教室で研究ベースで解析を継続いたします。
進捗があった時点で適宜主治医の先生にご連絡します。

〈横浜市大 IRUD-A 問い合わせ先〉
横浜市立大学附属病院遺伝子診療科

045-787-2692
(電話受付時間 平日10:00~17:00)

045-350-2858
irud★yokohama-cu.ac.jp
(★は@に置き換えてください)

関連リンク:IRUD未診断疾患イニシアチブ ホームページ

全ゲノム解析(先進医療)

附属病院遺伝子診療科では難治疾患の全ゲノム解析を開始しました

病気の多くは、環境(生活習慣を含む)と遺伝的な素因の両方が関係しますが、その一部に遺伝的な原因が主である(遺伝子の配列の違いや遺伝情報量のバランスの違いが大きく関係している)ものがあります。そういう病気の特徴としては、 ①いろいろな臓器に病気がある(多系統疾患) ②比較的稀である(希少疾患) ③家族で同様の方がいる(遺伝性)などがあります。しかし遺伝子に問題が考えられても、原因がはっきりと同定できないものも多いのが実情です。

このため、横浜市立大学遺伝学教室では、これまで基礎研究として最先端の遺伝子解析を多数行ってきました。ヒトの遺伝子全体のうち、タンパク質になる部分を網羅的に解析していくことで、これまで他の解析によって原因が特定できなかった遺伝性疾患に対しても約 25~30%の方で原因を特定できるようになってきました。

そこで、横浜市立大学附属病院遺伝子診療科では、遺伝学教室の協力を得て、平成27年11月からこの解析を臨床の場に導入いたします。この事により、原因を究明したいご病気の方やご家族、主治医にとって病気の原因となる重要な情報を得られる可能性が出てきました。

検査にあたっては、当病院遺伝子診療科で受診して対象者となるか判断させていただきます。検査には遺伝カウンセリング料がかかります。解析対象となる場合には、ご病気の方自身とそのご両親に採血をお願いします。半年から1年程度で、結果をお返しします。結果も遺伝子診療部でお話しいたします。ご関心がある方、解析を希望される患者さんやご家族、主治医がおられましたら、下記、遺伝子診療科にご相談ください。

附属病院遺伝子診療科 事務局

045-787-2692
(電話受付時間 平日10:00~17:00)

idenjimu★yokohama-cu.ac.jp
(★は@に置き換えてください)

妊娠と薬

診療内容

当院は、厚生労働省の「妊娠と薬情報センター」事業の協力病院として、「妊娠と薬外来」を設置しています。

「妊娠と薬情報センター」事業は、「妊婦・ 胎児に対する服薬の影響」に関する相談・情報収集を実施するため、国立成育医療研究センター内に設置された「妊娠と薬情報センター」で実施されており、「妊娠と薬外来」では、妊娠と薬の相談センターとの連携のもとで適切なアドバイスとフォローアップがなされるよう患者さんを支援します。

妊娠と薬情報センター
〒157-8535 東京都世田谷区大蔵2-10-1 国立成育医療研究センター内

03-5494-7845
(電話受付時間 平日10:00~12:00、13:00~16:00)

http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html

現在お使いのお薬が妊婦さんやおなかの赤ちゃんに与える影響について
妊娠していると分からずに薬を飲んでしまった場合の影響などについて
※これから妊娠を考える方や授乳の相談にも対応します。

相談までの流れ

※当院での相談の前に、「妊娠と薬情報センター」への申込みが必要となります。
詳しくは「妊娠と薬情報センター」のホームページをご確認ください。

1.妊娠と薬情報センターのホームページから、問診票のPDFをダウンロード・印刷し、記入します。
※必要事項に記入漏れがないようにご記入ください。
※妊娠と薬外来希望欄に「横浜市立大学附属病院」と記入してください。

2.問診票、返信用封筒を「妊娠と薬情報センター」に郵送します。
※返信用封筒には、自分の住所、氏名を記入し、所定の切手を貼付してください。

3.問診票が妊娠と薬情報センターに到着すると、「相談方法のお知らせ」が送られてきます。
※「相談方法のお知らせ」に記載されている予約受付電話番号に、ご本人様がお電話で予約をお取りください。

注意
「妊娠と薬外来」は完全予約制です。受診の際は必ず上記手順でお申し込みください。
電話のみでの相談には対応しておりません。相談を希望される方は必ず外来を受診して頂きますようお願いします。
ご本人様以外からの相談・予約には対応できませんので、ご了承ください。

費用など

費用:11,190円(自費診療)
相談時間の目安:30-60分

お問い合わせ先

これから相談を希望する方(相談方法や問診表の記入方法など)
妊娠と薬情報センター

03-5494-7845
(電話受付時間 平日10:00~12:00、13:00~16:00)

これから相談を希望する方(相談方法や問診表の記入方法など)
横浜市立大学附属病院 遺伝子診療科

045-787-2692
(電話受付時間 平日10:00~17:00)

遺伝性乳がん卵巣がん症候群のご相談について

(Hereditary Breast and Ovarian Cancer(HBOC))

現在、日本人女性の11人に1人は 乳がんに罹患すると言われています。
卵巣がんは、自覚症状が乏しく早期発見の難しい病気です。

乳がんや卵巣がんの5-10%は、遺伝的な要因が強く関与して発症しています。そのなかで、最も多くの割合を占めるのがHBOCです。

HBOCの方は、生まれながらにBRCA1/2遺伝子に変化を持っています。一般の方と比べて、乳がんや卵巣がんを発症しやすいといわれています。また、ご家族で同じ遺伝子変化を共有している可能性があります。

遺伝性乳がん卵巣がん症候群のご相談について

HBOCの方には、治療選択や、推奨されるサーベイランス(早期発見のための検診方法)、予防的切除などをご提案できます。発症しているかどうかは問わず、個別に相談に乗ります。

  • HBOCとはどのようなものか
  • ご自身のがんはHBOCに当てはまる状況なのか
  • 遺伝とはどのようなことをさすのか
  • 家族へどのように説明したらよいのか
  • 治療になにか影響するのか
  • 遺伝子検査とはどんなものなのか

など、ゆっくり遺伝カウンセリングでお話ししてみませんか。

臨床遺伝専門医と認定遺伝カウンセラーが、時間をかけて丁寧に対応いたします。患者さんのご家族からのご相談にも応じています。
ご希望がある場合には、BRCA1/2の遺伝学的検査、リスク低減手術などの体制を整えています。

予約および問い合わせ先

横浜市立大学附属病院 遺伝子診療科

045-787-2692
(電話受付時間 平日10:00~17:00)

ご予約はお電話(または連携病院の場合はFAX)で受け付けています。原則、紹介状をご準備いただきますが、紹介状のご準備が難しい場合は、予約受付時にお伝えください。
〇初回の相談料は、8,000円程度(初診料を含む)
※原則自費診療となります。
※保険診療で対応できる場合や、その他の遺伝学的検査の検討が行われる場合もあり、最終的な費用は前後することがあります。詳細な費用についてはお問い合わせください。

BRCA登録について

BRCA 遺伝子検査に関する登録事業を始めるに当たって

横浜市立大学附属病院では、遺伝性乳がん卵巣がんの診断のために、特定非営利活動法人日本HBOCコンソーシアムが実施するBRCA遺伝子検査を受けた方を対象としてデータの収集を行う登録事業に参加協力することといたしました。これは日本人の遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)の症例の積み重ねにより、BRCA遺伝子変異の日本人により適した精確な予測、癌発症の頻度、治療方針、治療成績などの特徴を明らかにして、今後、HBOCの診療で対策を立てていく方のために有用な情報を作成することを目的としています。

本登録事業は臨床研究として各医療機関の倫理審査委員会で承認を受けた上で実施されるものであり、日本HBOCコンソーシアムの倫理委員会及び当大学のIRB(施設内倫理委員会)の審査で承認を受けています。

研究課題名:「BRCA遺伝子検査に関するデータベースの作成」登録事業とは、具体的に、BRCA遺伝子検査を受けられた方の診療情報(がんの進行度、病理の所見、治療及び治療効果)、遺伝子解析結果及び家族のがんの罹患状況を各医療機関でまとめ、全国のデータを集計するデータセンターに登録します。また、長期的な治療成績を調査するため、データは1年に1回、各医療機関でまとめ直し更新を行います。その際、個人を特定できる個人情報はすべて削除した上でデータセンターに登録するシステムになっており、個人情報が外部の施設に同意なしに持ち出されることはありません。登録された情報はデータセンター内で厳重に保管し、データセンターの関係者だけで登録情報の解析を行います。有用な解析結果を毎年公表し、全ての医療機関の診療で利用できるようにします。登録事業とは担当医師の地道な努力と対象となる方のご協力があって成り立つものであり、次の世代へ疾患の基本的なデータを残すために多くの関係者の協力が必要です。

本登録事業は、登録の対象となるBRCA遺伝子検査を受けられた方に説明文書を用いて本登録事業について説明して同意を得た上で登録を行うこととしています。しかし、すでに治療が終了するなど当院を受診していない方や死亡された方については本登録事業の説明や同意をいただくことができない場合も、上記の個人情報を削除する形でデータ登録をさせていただきますのでご理解を賜りたいと存じます。またご本人だけではなく、血縁者の病歴を登録しますが、この場合にも同様に個人情報の取得は一切行うことはなく、個人のプライバシーに配慮して登録事業を行っています。

研究協力は任意であり、ご本人が登録事業への参加を希望しない場合にはデータの登録は行いません。また、本研究に協力いただけなくてもその後の診療に影響が出ることはありません。

当院をすでに受診していない場合には、担当者から直接、本研究の詳しい説明を実施するのが難しいのですが、本登録事業についてご不明・ご心配な点がある場合、登録事業への参加を拒否したい場合などは、下記連絡先までお問い合わせください。

上記登録事業にご理解いただき、ご協力いただけますようよろしくお願い申し上げます。

日本HBOCコンソーシアムにおける研究代表者

日本HBOCコンソーシアム理事長
中村 清吾

(当医療機関における責任者)
横浜市立大学附属病院
遺伝子診療部 浜之上 はるか

上記研究に関する問い合わせ先

〒236-0004
神奈川県横浜市金沢区福浦3−9 横浜市立大学附属病院 遺伝子診療部

045-787-2692
(電話受付時間 平日10:00~17:00)

難聴について

先天性難聴・若年発症型両側性感音難聴の遺伝子解析・遺伝カウンセリングについて

先天性難聴の発生頻度は、出生1,000人に約1人といわれており、先天性疾患の中でも高い頻度の疾患です。

先天性難聴の原因の少なくとも 50%以上に遺伝子が関与しているものと推測されており、また、若年で発症する両側感音難聴についても遺伝子の関与が明らかになっております。遺伝子診断は重症度や予後、随伴症状の予測、治療法選択の参考になります。

2012年4月1日より健康保険での検査が可能となりました。
当院では 2012 年 10 月 1 日より耳鼻咽喉科・遺伝子診療部において先天性難聴の遺伝子解析・遺伝カウンセリングを開始しております。

検査に際しては、まず耳鼻咽喉科初診外来(月~金 午前 8 時~10 時 30 分)の受診をお願いいたします。

検査内容全般に関するお問い合わせ
当院耳鼻咽喉科外来(担当:荒井康裕)

045-787-2800
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