新型コロナウィルス対策のため、遠隔会議システムを使用する機会が増加していると思われます。
遠隔会議システムとしてzoomを使用する方も見受けられますが、古いバージョンのzoomにはいくつかのセキュリティ上の脆弱性が報告されています。
バージョン4.6.9より前のzoomを使用している方は、Windows版、Mac版を問わず、最新版にアップデートして下さい。 また、今後最新バージョンが出た場合には、適宜更新するようにしてください。
■zoomのバージョンの確認方法
・Windows版
zoomアプリを起動し、右上の検索窓の右側のアイコンをクリックすると、メニューが表示されます。「アップデートを確認」を実行します。
・Mac版
アプリケーションフォルダなどから「zoom.us」を起動します。アプリケーション内にバージョンが記載されています。
■zoomのアップデート方法
アップデート方法はWindows版、Mac版とも2通りあります。いずれかの方法で実施して下さい。
・Windows版
(方法1) 上記のzoomのバージョン確認方法を実行すると、最新のバージョンが存在する場合には、新しいバージョンのダウンロードが始まります。完了すると「新しいバージョンのzoomを利用できます」の表示がされ、「今すぐ更新」ボタンを押下します。
(方法2) 以下のzoomダウンロードセンターよりアップデートファイルをダウンロードし、実行します 。
・Mac版
(方法1) アプリケーションフォルダなどから「zoom.us」を起動し、メニューバーの「zoom.us」より「アップデートの確認」をクリックして、アップデートを実行します。
(方法2) 以下のzoomダウンロードセンターよりアップデートファイルをダウンロードし、実行します。
■zoomダウンロードセンター
https://zoom.us/download?zcid=1231
■zoomアップデート情報(英語版)
Windows版 https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/201361953-New-Updates-for-Windows
MacOS版 https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/201361963-New-Updates-for-macOS
■関連情報 「zoomの脆弱性対策について」 (独立行政法人情報処理推進機構 公式ページより)
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/alert20200403.html
なお、「暗号化の方式に問題がある」、利用者側での設定によっては「部外者に乱入される」等の報道がされていますが、本日(4/7)時点では大学全体での使用を禁止するという判断はしません。使用する際には不特定の人が会議に参加することがないよう、下記の設定にしてください。
- 会議を作成した際に発行されるパスワードを参加者に伝えることで、不特定の人が参加できないようにしてください。さらに、ホスト(主催者)が会議への参加者を管理できる「待機室」により、参加者を特定して参加させてください。
- ソーシャルメディアの投稿で、会議や教室へのリンクを共有せず、特定の人に直接リンクを提供して下さい。
- Zoomでの画面共有を「ホストのみ」にして下さい。
※zoomに関する操作方法は本学のヘルプデスクではお答えできませんので、公式ページ等をご参照下さい。
zoomヘルプセンター
https://support.zoom.us/hc/ja
※こちらの内容に関するお問合せ先
八景キャンパスICT推進課
E-mail: center@yokohama-cu.ac.jp
TEL:045-787-2357/8905(平日9:00~17:00)