「スマホのことでいつも親とけんかになる」
「休みの日にゲーム以外やることがない」
「夜中にゲームをしていて、朝起きるのがつらい」
「気づいたらスマホをいじっている」
「ネットゲーム以外の友だちと最近遊んでいない」
「ゲームが手元にないとイライラする」
というお子さんが増えています。インターネットやゲームは今や中高生のほとんどの人にとって身近なもので、インターネットやゲームがない生活なんて想像もできないというお子さんもいるでしょう。
寝ることや食べることも忘れてインターネットやゲームにはまってしまい、心の調子をくずして家族との関係が悪くなってしまったり、運動不足や睡眠不足になって健康を害する人まで出てきて、病院をおとずれる子も最近は増えています。
インターネットやゲームは薬物やアルコール、ギャンブルと同じように依存性があります。インターネットやゲームの会社も、なるべく魅力的なものになるように努力しているわけですから、それで遊ぶ人たちはついつい「やらないといられない」「やめると不安になる」「ついつい思ったより長くやってしまう」と、なかなかやめられなくなってしまいます。また、もともと対人関係がうまくいかず、人をさけて引きこもりがちに過ごすうちに、インターネットやゲームをやめられなくなるという子もいます。インターネットやゲーム以外に頼るものがないという本人の問題、やめたくなくなるほど魅力的に作られているインターネットやゲームのしくみなど様々な要素がからまって、「ほどほど」や「適度」という感覚がわからなくなって、依存症の状態になってしまうようです。
生活に欠かせなくなっているインターネットやゲームを急に手放すことは、お子さんにとってとても難しいことだと思います。ですから、その子なりの「ほどほど」「適度」なつきあい方を、病院の先生と一緒に考えていきましょう。以下に、その工夫の一部を紹介してみます。
「ネット上では友だちができる」「運動は苦手だけどゲームではどんどん強くなれる」「SNSで沢山書き込むとみんなに注目してもらえる」「一人で留守番するのは寂しいけどネット上にはいつも友だちがいてくれる」など、お子さんそれぞれに、ハマる理由があります。
ネットで過ごす時間を減らす前に、ネットの何がお子さんにとって魅力だったのかを一緒に考えてみましょう。そして、ネットに関わる時間を減らしても困らないように準備しましょう。
日のスケジュールを書いて、ネットに費やしている時間を計算しよう
どんなときに、何をしているときに、どういうパターンでゲームやSNSをしているでしょう。トイレと食事以外は全部ネット、というお子さんはいませんか?まずはお子さんのスケジュールを一緒に書き出してみましょう。
ネットから離れた生活を具体的に考えてみよう
これまで一日中ゲームやSNSをしてきたのに、その生活を変えるのはお子さんにとって不安も多いと思います。とつぜんやめたら、どんな生活になるでしょう?お子さんがゲームにはまる前、どんな生活をしていたか一緒に思い出してみてください。ネット以外の楽しい予定をつくることで、自然にインターネットやゲームが減らせることもあります。まずは短い時間からチャレンジするといいでしょう。
「ネット上では友だちができる」「運動は苦手だけどゲームではどんどん強くなれる」「SNSで沢山書き込むとみんなに注目してもらえる」「一人で留守番するのは寂しいけどネット上にはいつも友だちがいてくれる」など、お子さんそれぞれに、ハマる理由があります。
ネットで過ごす時間を減らす前に、ネットの何がお子さんにとって魅力だったのかを一緒に考えてみましょう。そして、ネットに関わる時間を減らしても困らないように準備しましょう。
1日のスケジュールを書いて、ネットに費やしている時間を計算しよう
どんなときに、何をしているときに、どういうパターンでゲームやSNSをしているでしょう。トイレと食事以外は全部ネット、というお子さんはいませんか?まずはお子さんのスケジュールを一緒に書き出してみましょう。
ネットから離れた生活を具体的に考えてみよう
これまで一日中ゲームやSNSをしてきたのに、その生活を変えるのはお子さんにとって不安も多いと思います。とつぜんやめたら、どんな生活になるでしょう?お子さんがゲームにはまる前、どんな生活をしていたか一緒に思い出してみてください。ネット以外の楽しい予定をつくることで、自然にインターネットやゲームが減らせることもあります。まずは短い時間からチャレンジするといいでしょう。