5月15日、マイクロソフト社は、WindowsのOSに深刻な脆弱性がありその修正パッチをWindowsUpdateとして提供した旨の発表をしました。
この脆弱性が悪用されると、攻撃者からリモートで「WannaCry」のようなランサムウェア(※1)の拡散に利用されるおそれがあります。
5月14日現在、脆弱性の悪用については確認されていませんが、悪用された場合の影響は深刻な事態となるため、以下のとおり対応を行ってください。
(※1)ランサムウェア:PCをロックしたりファイルを暗号化することで使用不能に 陥らせ、元に戻すことと引き換えに「身代金」を要求する不正プログラム。
【対象OS】
・Windows 7
【対応手順】
1.使用端末のWindowsのバージョンを確認する
現在使用しているOSが不明な場合は、次のURLを参考にご確認ください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/safety/protect/ver_win.aspx
2.対象OSに該当している場合
早急にWindowsUpdateを実施してください。
WindowsUpdateの方法については、次のURLを参考にしてください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/safety/protect/musteps.aspx
また、Adobe社からも同社の製品「Flash Player」「Acrobat」「Reader」に80件を超える脆弱性が見つかり修正アップデートを行ったとの報告がありました。
同社は、30日以内を目安にアップデートを呼びかけています。
以下のIPA(情報処理推進機構)のURLを参考にアップデートを実施してください。
【対象PC】
・Adobe社の同製品を使用しているPC
【対応手順】
(Adobe Flash Player の脆弱性対策)
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20190515-adobeflashplayer.html
(Adobe Acrobat および Reader の脆弱性対策)
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20190515-adobereader.html
※こちらの内容に関するお問合せ先
八景キャンパスICT推進課ヘルプデスク
E-mail:center@yokohama-cu.ac.jp
TEL:045-787-2340/2341(平日9:00~17:00)