【注意喚起】解凍するだけで感染するファイル添付メールの削除について

拡張子(※1)が「.rar」形式(※2)のファイルを添付した不審メールが、
横浜市役所などに複数送付されているとの報告があります。

この形式のファイルを誤って解凍すると任意のフォルダに悪意あるファイル
が展開され「ランサムウェア」(※3)と呼ばれるマルウェアに感染する危険性が
あります。
またメールを受信する端末は、基本的に学内ネットワークに接続して使用さ
れているため、同端末が感染した場合、ネットワークを経由して基幹システム
や課・研究室等のファイルサーバのファイルまで暗号化される被害が拡大し、
業務が停止する等の重大な影響を及ぼす可能性があります。

よって、同ファイルを受信した場合は、次のように対応してください。

1 同ファイルを受信した場合
知らない相手からのものは、絶対に解凍せず、削除してください。
知り合いからのものであっても、解凍については、必ず、相手に確認し、
正しい手順で対処してください。

2 誤って解凍してしまった場合
至急、端末からネットワークケーブルを外し、八景キャンパスICT推進課に
ご連絡ください。

(※1)ファイル名の後の文字列。Word文書なら「.doc」「.docx」など。
(※2)圧縮ファイル。ZIP形式より圧縮率が高い。
なお、感染の危険性のある拡張子は「.rar」形式のほかに「.ace」形式も
報告されています。また、両形式とも、基本的に解凍ソフトにより解凍します。
(※3)開く行為をきっかけにファイルを暗号化し、暗号を解くための身代金を要
求するマルウェアです。