横浜市立大学 医学部 消化器内科学教室

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三輪 治生先生(センター・講師)の論文が掲載されました.

三輪 治生先生(センター・講師)の論文が掲載されました.

Novel methods to confirm successful puncture in endoscopic ultrasound-guided hepaticogastrostomy.Endoscopy. 2025 Dec;57(S 01):E122-E123.

EUS-HGSは良好な手技成功率が報告されていますが,非拡張例は手技不成功の原因として知られています.非拡張胆管の穿刺には胆管を一度貫通するセルジンガー法が用いられますが,穿刺針の先端が胆管内にあることを確認する方法は報告されておりません.センター病院では前任の杉森先生が開発した,胆汁吸引時に少量の空気が動く「Moving bubble sign」およびエコー画面でドプラ所見を認める「Doppler sign」を穿刺成功の確認に応用しており,このたびEndoscopy誌E-videoに報告させていただきました.Interventional EUSは様々な工夫により成功率や安全性が向上するため,今後も独自の手法を報告してまいりたいと思います. 報告に際して,いつもご支援いただいている前田教授,沼田部長,消化器病センターの皆様に御礼申し上げます.(三輪)