横浜市立大学 医学部 消化器内科学教室

MEMBER PAGE ENGLISH PAGE

三箇 克幸先生の論文が掲載されました.

三箇 克幸先生の論文が掲載されました.

三箇 克幸先生(附属病院・大学院生)の論文が掲載されました.

Use of intra-procedural fusion imaging combining contrast-enhanced ultrasound using a perflubutane-based contrast agent and auto sweep three-dimensional ultrasound for guiding radiofrequency ablation and evaluating its efficacy in patients with hepatocellular carcinoma. Int J Hyperthermia. 2020;37(1):202-211.

本研究は,肝細胞癌に対するラジオ波焼灼療法の際に,Auto Sweepという方法でvolume dataを取得した融合画像の使用経験に関する論文です. 全ての融合画像の欠点は,融合する画像間の誤差でありますが,Auto Sweepを用いることにより,従来の方法と比較して誤差をより少なくできると考え,本論文では,治療時のガイダンスや早期治療効果判定において有用であることを報告させていただきました.この方法を用いれば,RFAの治療中に正確な穿刺と追加焼灼が行うことが可能になり,治療の効率化により,結果的に患者さんや医療経済の負担軽減に役立つと考えております. 本論文を執筆するにあたり,懇切丁寧にご指導いただきました沼田診療教授をはじめ,前田教授,共著者の先生方,及びご協力いただきました先生方に心より感謝申し上げます.(三箇)