<終了>第6回バイオインフォマティクス研究会「転写制御解析のためのバイオインフォマティクス」

「転写制御解析のためのバイオインフォマティクス」

♦概要

東京大学 先端科学技術研究センター ゲノムサイエンス分野 特任研究員 大里直樹氏

要 旨:モデル生物のゲノム配列が次々と決定され、様々な細胞の遺伝子発現やヒストン修飾、オープンクロマチン領域の情報が大規模に得られつつ ある。また転写制御因子の結合配列やChIP-seq実験などの情報も増加している。個別に転写制御因子とターゲット遺伝子の実験解析を行うのではなく、 これらの大規模な実験データを解析することにより、様々な細胞や刺激への応答に関連する転写制御因子を網羅的に予測し、ターゲット遺伝子の機能を予測し、 実験により検証できるようになってきた。遺伝子発現情報だけでなくゲノム上の転写制御因子の結合位置の情報を組み合わせることにより、発現制御に直接、関 わる転写制御因子を調べることができる。またChIP-seq、ヒストン修飾などの情報から、プロモーター配列だけでなく、転写開始点から離れたエンハン サー部位を解析することができる。さらに複数の転写制御因子の関係や遺伝子ネットワーク解析などを進めている。

日 時:7月23日(火) 17時~
場 所:横浜市立大学 先端医科学研究棟 5階会議室 503号室

事前のご予約は不要ですので、直接ご参加ください。

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♦お問い合わせ先

バイオインフォマティクス解析室
内線:2321
中林 潤(nakabaya@yokohama-cu.ac.jp)
田村智彦(tamurat@yokohama-cu.ac.jp)

バイオインフォマティクス研究会について

トランスレーショナルリサーチのために必須である網羅的解析技術の需要はますます高まっています。その需要に応えるとともに本学のバイオイン フォマティクス推進のためバイオインフォマティクス解析室が設置されました。本解析室を母体とした研究会では学内学の講師による講演あるいはワークショッ プ形式で、拠点および本学でのバイオインフォマティクスの更なる活用に向けて活動しています。

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