第66回プロテオーム医療創薬研究会を開催しました
第66回プロテオーム医療創薬研究会を開催しました
【日 時】 2016年3月3日 (木) 16:30~17:30
【会 場】 福浦キャンパス 先端医科学研究棟5階 P504会議室
【参加者】 17名
題名:『Proteomics and Immunoproteomics - lessons learned from Staphy-lococcus aureus host-pathogen interactions』
演者:Dr. Frank Schmidt (EMA University of Greifswald, Department of Functional Genomics, Applied Proteomics Group Leader)
要旨:
Frank Schmidt博士は、長年にわたりプロテオミクスを用いて黄色ブドウ球菌感染症の新規バイオマーカーの探索および治療標的の探索に関わる研究を行っており、これまでの研究成果をまとめてお話し頂いた。研究は、[1] 黄色ブドウ球菌が産生するタンパク質の網羅的プロテーム解析、[2]マーカー候補タンパク質のリコンビナント合成と抗体測定用ビーズの作成、[3]これを用いた Suspension Array Technology (SAT)による患者血清中の抗体力価の測定の3つのステップから構成されており、それぞれのステップにおいて行なわれた技術開発について詳しく報告された。
Dr. Frank Schmidt (EMA University of Greifswald, Department of Functional Genomics, Applied Proteomics Group Leader)