第63回プロテオーム医療創薬研究会を開催しました
第63回プロテオーム医療創薬研究会を開催しました
【日 時】 2015年11月26日 (木) 15:00~16:30
【会 場】 福浦キャンパス 講義棟2階 D201教室(講義室-1)
【参加者】 20名
題名:『遺伝子病原因遺伝子産物が形成するRNA-タンパク質複合体の機能解析』
演者:高橋信弘教授(東京農工大学)
要旨:
高橋教授らによって開発されたRNA-タンパク質複合体解析技術について詳しく紹介された。また遺伝病の発症においてRNAの転写後修飾の異常が関わっていることを示す最新の研究成果が報告された。
題名:『Extracellular vesicles and cancerprogression: proteomics and RNA perspective』
演者:Richard J. Simpson教授(La Trobe University, Australia)
要旨:
近年疾患バイオマーカー探索および創薬の標的として注目されている細胞外顆粒の解析について、技術的な課題と最新の研究成果が報告された。特に、癌の転移にエクソソームが関わっているとする知見は、転移を阻止する薬剤の開発標的として期待が持てる内容であった。
高橋信弘教授(東京農工大学) Richard J. Simpson教授(La Trobe University, Australia)