大石梨津子先生(大学院生)の論文が掲載されました.
今回も前回につづき,EUS-BD非拡張シリーズ第2作目になります.
前回はガイドワイヤーでしたが,今回は新ステントを用いて非拡張留置に成功しました.先端がテーパしていて,挿入性が非常に良く,しかも7Frのスリムデリバリー.金属ステントがこうも容易く非拡張で留置できることに驚きでした.今後のキーデバイスになる可能性が十分にあると思われます.
こうした新しいデバイスに触れられることも大学病院をはじめハイボリュームセンターで学ぶ魅力の1つと感じています.治験や臨床試験もしかりですが,今後の「新」スタンダードを作り上げていく現場で,多くを学び発信する努力を継続していきたいと,本症例・E-video作成を通じて改めて思いました.
今回も三輪先生をはじめ,指導していただいた皆様,このE-video作成においてつまずいていたときに励ましてくれた仲間に心から厚く御礼申し上げます.(大石 梨津子)