道端信貴先生(横須賀市立)の論文が掲載されました.
日々の診療において「より確実に,より速く」を目指し,常に試行錯誤を重ね,その一環として様々なデバイスを試用してまいりました.
ロングキャップは私にとって重要なデバイスであり,先端突出長が12 mmあり,広い内腔を有しています.今回,食道内の食塊および内視鏡治療中に生じた血餅をロングキャップ内腔に吸引し,効率的に回収し得た2症例を経験いたしましたので報告いたしました.
本報告が,皆様の日々の診療の一助となれば幸いです.
日々の診療・研究活動を共に支えてくださった同僚の先生方ならびにコメディカルスタッフの皆様に,この場をお借りして深く感謝申し上げます.
最後に,様々なデバイスの使用を許可くださり,温かく見守ってくださった前部長の小松先生,また投稿に際しご指導を賜りました前田教授に,心より深謝申し上げます.(道端)