横浜市立大学 医学部 消化器内科学教室

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三輪 治生先生(センター・講師)の論文が掲載されました.

三輪 治生先生(センター・講師)の論文が掲載されました.

Curved puncture technique using a flexible stainless-steel needle in endoscopic ultrasound-guided hepaticogastrostomy.Endoscopy. 2024 Dec;56(S 01):E1082-E1083.

この度,EUS-HGSにおいてB2穿刺が困難であった症例に対して,ステンレス製FNA針(Sono-tip 22G, メディコスヒラタ)を使用した症例を経験したため,Endoscopy誌に投稿させていただきました.柔軟性の高い22G ステンレス針は内視鏡のアップアングルや起上操作により針を曲げながら穿刺することが可能であり,超音波画面上は困難と思われた胆管へのステント留置に成功することができました.EUS-HGSが広く行われるようになった現在でも標準的な手技や使用デバイスの確立には至っておらず,今回のような困難例における工夫を発信することの重要性を感じています.投稿にあたりご支援いただきました前田教授及びスタッフの皆様に御礼を申し上げます.(三輪)