井口靖弘先生(横浜南共済)の論文が掲載されました.
Upper gastrointestinal endoscopic submucosal dissection using an ultrathin endoscope: a retrospective, single-center evaluation.Surg Endosc. 2024 May 20.
今回は,経鼻挿入に用いられる超細径内視鏡を用いたESDについて,症例をまとめて報告いたしました.
富士フイルム社の経鼻内視鏡は,鉗子チャンネル径が2.4mmあり,SOUTENおよびRAICHO2が使用可能です.
超細径内視鏡を用いることの利点と欠点,有用なケースについても過去の報告と自験例を元に記載しましたので,ぜひ一読いただければと思います.
本研究におきましても,丁寧にご指導いただきました前田教授に深謝致します.(井口)