メッセージ -神奈川県立がんセンター-
消化器内科 肝胆膵 部長 上野 誠
消化器内科 消化管 部長 町田 望
消化器内科 内視鏡 部長 滝沢 耕平
県内唯一の「がん診療連携拠点病院」として平成25年には新病院が開院し、がん治療に特化した医療を行っています。消化管グループと肝胆膵グループに分かれますが、専門上級医の指導のもと充実した研修をお約束します。
消化器内科医としてがん診療の基礎を勉強したい先生、今後がん診療・緩和医療を専門に行っていきたいと考える先生、2〜3年間のローテートとして当施設での専門研修をぜひお考え下さい。
当院の研修では…
- 消化器がんの全ステージを多数例経験
今後皆さんが実臨床で遭遇するがん症例は「早期」だけでなく、むしろ「進行期」や「ターミナル期」であることも少なくありません。当院ではあらゆるステージにおける最適・最新の治療法について学ぶことができます。年間症例数はRFA 57件、TACE 118件、新規化学療法導入 20-30件(肝がん)・450件(胆膵がん)、ERCP総数 957件、EUS/EUS-FNA総数554件です。また、消化管領域では上部ESD 250件超、大腸ESD 50件、新規化学療法導入 150件です。
- 臨床試験や多施設共同研究に多数参画
新薬の臨床試験では今後主流となりそうな分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤の使い方を上級医の指導のもと経験できます。
- 研究論文作成のお手伝い
学位取得を考えている皆さんは、ぜひ消化器内科学教室大学院の受験をお勧めします。当院では論文の基礎となるデータ整理や論文化のサポートをいたします。
- 専門医取得
内科学会教育関連施設、消化器病学会・消化器内視鏡学会・肝臓学会・臨床腫瘍学会等の各指導施設です。また、臨床腫瘍学会の「がん薬物療法専門医」の取得もローテーション中にサポートします。
* 職種には常勤医、任期付常勤医(最大3年まで)、レジデント(2〜3年)がありますが、待遇は卒年で決まるため給与体系は同一です(3〜10年目までの若い医師でもアルバイト無しで十分可能な給与待遇です)。