メッセージ -横須賀市立市民病院-
消化器内科部長・副病院長 小松 和人
横須賀市立市民病院は病床数482床(感染症病床・回復期リハ病棟・地域包括ケア病棟を含む)です。病院全体では一般病棟は実質220床ほどで運用しています。消化器内科としては、25~35名程が入院しています。消化器内科医師は2022年4月からは5人体制となります(地域医療振興協会の専攻医が抜けるため、1名減となります)。
当院は、三浦市・横須賀市南西部地区の基幹病院としての役割を担っており、消化器内科としては、1日24時間、365日体制で、吐下血・胆道系疾患・イレウスなどの緊急治療に対応しています。時間外の緊急内視鏡検査に関しては、内視鏡に慣れた看護師・MEのオンコール体制も整っており、内視鏡の準備・介助・片付けをしていただいています。
毎週火曜日及び水曜日の午後には、胆膵の指導医の先生を大学から派遣していただき、胆膵検査・治療の指導に当たっていただいています。
今年度には内視鏡室の移転が行われ、2022年5月中旬には新内視鏡室が稼働します。新内視鏡室の検査台は3台と変わりませんが、広さは従来の内視鏡室の約1.5倍になります。内視鏡の前処置室・リカバリー室・待合室などが一つの内視鏡区画にまとまるため、患者さんの入れ替え・介助もスムーズに行われ、検査件数の増加が見込まれます。
当院は、検査科・薬剤師・放射線科・ME・リハビリ・連携室・事務職員との関係も良好で、ストレスなく非常に働きやすい環境になっています。伸び伸びと診療に当たり、かつ実力をつけていきたいと考えている人には最適の病院と思っています。