公立大学法人 横浜市立大学附属 市民総合医療センター 看護部

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看護部の概要資料

採用情報

Interview9-2病棟/MFICU勤務

センター病院で働いてみて
感じる魅力

総合周産期母子医療センターで助産師として働いています。神奈川県周産期救急医療システムの基幹病院として産科救急を多く受け入れており、母体合併症や早産・死産などのハイリスク分娩に加え、地域のニーズに応えるべく正常分娩だけでなく麻酔分娩の機会も増えてきました。また、BFH(赤ちゃんにやさしい病院)認定施設として「母乳育児がうまくいくための10のステップ」に基づいた支援を行い、母の思いや退院後の生活もふまえた長期的な母乳育児支援を日々学んでいます。母と子、そして2人を取り巻く家族もみることが重要だと感じる視点には小児科病棟での経験も活きていると感じます。入院中は母と子2人だけの世界ですが、退院後の長い生活では上の子がいたり他の家族のサポートがあったりとまた違った環境になります。そのためにも妊娠期の保健指導から産後のサポート状況を確認することや、退院後の外来で実際生活してみてどうだったかを伺うことは、母と子が健やかに、そして安心して生活をしていくためにとても重要な役割があると実感します。これからも様々な不安を抱える患者さんに寄り添い、家族を含めた視点での支援を目指していきたいと思います。

Message

少子化、高齢出産、核家族化など背景が複雑化するなかで、センター病院は総合周産期母子医療センターだからこそ様々な経験ができます。どの患者さんも、赤ちゃんに会える楽しみと無事に生まれてきてほしいという不安を感じながら過ごしており、その気持ちに寄り添うことも助産師の役割のひとつだと感じます。またどのような妊娠・出産であってもご本人やご家族が意思決定できるよう支援し、新たな生活をスタートできるようNICUや外来・MSWなどと協働しながらサポートしています。総合周産期母子医療センターだからこそ大変な部分ももちろんありますが、患者さんが安心して出産と新たな生活を迎えられるよう、皆様と一緒に働けることを楽しみにしています。