2016年度

■2016年度 OBOG会@ビデオホール■

 2月12日に文化研究棟・ビデオホールにてOBOG会を開催しました。

 初めに、夏から取り組んできたビジネスグランプリの活動成果、来年度に向けた反省等の全体報告、各班によるビジネス案の発表を行いました。OBOGさんからは、精確な財務諸表の作成方法、成長の根拠など数字を使って論理的に説明する必要性等の現役でビジネスをしている側の意見として大変参考になるアドバイスを頂きました。来年度から自分たちの至らなかった点をどのように修正をするかといった具体的な課題解決を行い、コンテンツとして更なる発展を目指します。

 次に今年度株式会社インポートマート様との連携共同プロジェクトで実施したモザイクアート作成やクリスマスイベントの年間報告に加え、新たな試みとして新港地区の観光客を増すために、いくつかのおすすめスポットを紹介したパンフレット作成の経過を発表しました。今年度で一区切りとなるこの活動は夏合宿のOBさんのコメント等の反省を踏まえ、後期の活動で試行錯誤を繰り返した結果、たくさんの有難いコメントを頂くことができました。  


来年以降の発展的な活動のため、ここで得た経験を元に他の活動でも精進していきたいと思います。
 
 OBさんの講演ではご自身が勤めている商社の事業内容、リスクヘッジについて、仕事の理念等を分かりやすく、丁寧に説明して頂きました。これから就職活動に向けて準備を行う、来年度から社会人になる現役生にとって有意義な、これからのゼミ活動、社会人生活に向けて良い刺激となる講演でした。

 最後にOB・OG会報告では卒業生で結成されたOB・OG会の発足、これからの予定について代表のOBさんから御説明頂きました。今年度で25年目になる長いゼミ活動の歴史で作り上げた核となる部分は卒業してもなお残し、更なる発展に繋げる必要があると感じました。 お忙しい中このような貴重な機会を与えてくださったOBさん方に改めて御礼申し上げます。
 
 連携共同プロジェクト・ビジネス案発表、OBさんの発表に関してOB・OGさんから頂いた貴重なご意見・アドバイスは大変勉強になりました。普段のゼミ活動では気付かない、ビジネスでの重要な点や活動に取り組む姿勢など非常に有益な情報を頂き誠に有難うございます。これらを活かし来年度のゼミ活動をより有意義なものにしていきたいと思います。    
最後にお忙しい中お越し下さった、中條先生、OB・OGさんの方々に深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

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■2016年度 夏合宿@マホロバマインズ三浦■

 9月4日、5日にマホロバマインズ三浦にて夏合宿を行いました。 今年度は、「自分達の分析だけではなく、他の班の発表を聴くことで幅広い知識を身に付けられるよう、熱心に取り組むこと」というコンセプトを掲げ、合宿での目標を「博学篤志」と設定致しました。
 
  1日目は株式会社横浜インポートマート様との連携共同プロジェクトの検討会、3学年合同による財務分析の報告会を行いました。プロジェクトの検討会では新港地区における地域貢献として訪れた人にオススメの店舗を紹介するパンフレットの発行や英語活動の提案を行いました。先生やOBの方々から、イベントを考案する際のコンセプトの重要性や、昨年度とは異なる新しい取り組みの必要性に関するご指摘を受けました。今後は問題点を改善し、イベント実現に向けて更に内容を詰めて参りたいと思います。 財務分析の報告会では7月の財務報告研究会でご指摘を頂いた点の修正に加え、キャッシュ・フロー分析や企業価値分析など夏休みに新たに追加した分析について報告致しました。 より良い分析になるよう細かな点のご指摘を多く頂き、ゼミ生は今後の分析をどう進めていくべきか明白に把握することができました。 追加分析の見直しや新たな視点を見出すことが今後の課題となります。
 
  2日目は横浜ビジネスグランプリの報告会、班ごとに財務分析の反省を行いました。横浜ビジネスグランプリでは、事業案を各班2つずつ設け、それぞれ企業概要、新規性、実現可能性、地域経済への影響効果を報告致しました。先生から、事業案に経営学のフレームワークを使用する必要性や、より良い事業案になるように様々なご指摘を頂き、12月の最終提出に向けて新たな課題の発見や今後の取り組む内容が明確になりました。財務分析の反省会では1日目に頂いたご指摘を元に、各班の内容や活動の進め方、取り組み方の反省を行いました。全員で反省を行う機会は今までなかったため、今回反省に時間を設けることでよかった点や問題点を共有でき各々の意識改革に繋がりました。
 2年生は3,4年生から指導を受けることで入ゼミ時と比べて知識面に対する主体性は向上した一方で、3,4年生と協働で活動する際の主体性の必要性を感じた夏合宿でした。上級生も、分析や後輩への指導を通じて成長することができました。また発表者以外のゼミ生も質問をすることで積極的に参加し、知識の向上に繋げることができました。成長を実感する喜びと、新たな課題を模索し解決し前に進もうという気持ちを忘れず今後のゼミ活動を有意義なものにしたいです。  最後に、大変お忙しい中お越し下さり、たくさんのご指摘を頂きました中條先生、OBの方々、ありがとうございました。これからも精進して参りますので、ご指導・ご鞭撻の程宜しくお願い致します。

■2016年度 財務報告研究会@ビデオホール■

 7月9日(土)に前期の成果発表として財務報告研究会を開催致しました。

 財務報告研究会では、2年生による企業分析の報告を行いました。「身の回りにあり、我々の生活に欠かせないもの」という視点から今年は製造業だけではなく、小売業やサービス業まで幅広く分析を行い、分析対象企業としては、王子製紙、マツモトキヨシ、セコムを選定致しました。財務諸表の分析だけではなく、フレームワークを用いた業界分析、経営分析にも取り組み、企業の改善点や展望の考察も行い、発表しました。

 2年生は、5月から約2ヶ月間、3・4年生の指導を受けながら分析に取り組みました。先輩からは分析の進め方や、見やすいグラフの作成法などを学びました。 分析中にも助言を受けることで、他人が読んでも理解できる文章の作成、考察の仕方について考えながら取り組むことができました。また、多くの分析内容から情報を取捨選択し、初めて聞く人にもわかりやすい発表を試みるという新しい経験や、同期だけではない多くの人の前で発表、質疑応答を行う貴重な経験をすることができました。この経験から、伝えるべきことを順序立てて自分の言葉で説明する難しさを学びました。一方で、3・4年生にとっては、後輩のモチベーション維持やタスクの管理などに努めたことで、リーダーシップを発揮できました。
 研究会では、先生、OB・OGの方々に加え、他班のゼミ生による質疑応答が行われたことで、複数の切り口でのご指摘を受けました。発表内容にとどまらず、分析の仕方からまとめ方についてもアドバイスをしてもらい、学ぶことの多い会となりました。受けた指摘や、各班の反省を踏まえ、夏合宿に向けて分析を深めて参ります。
 最後に、お忙しい中ご出席頂いた中條先生、OB・OGの皆様、貴重なご感想・意見を頂き、 誠にありがとうございました。
深く御礼申し上げます。
 

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