2012年度

■2012年度 夏合宿■

今回の夏合宿では前期から取り組んでいたケース分析や、ストックリーグのレポート提出に向けて中間発表を行いました。より良い発表に向けて、前期のみならず、夏休み中も積極的にグループワークに取り組んできました。 夏合宿には「不易流行」という目標をもとにのぞみました。「不易流行」とはいつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化しているものをも取り入れていくことを意味します。今回の合宿ではこの目標を掲げ、今までのゼミ活動で培った知識などを活かしつつ、新たな知識の発表および共有が行われました。 合宿一日目は横浜市立大学シーガルホールでケース分析の中間発表を行いました。 ケース分析とは、学年ごとにグループを編成し、グループ内で分析対象企業を選定し、財務分析・戦略分析などを通して企業について学んでいくものです。
2年生3年生という順番で発表を行い、発表に関する質疑応答を通して、学年の垣根を越えた活発な議論を行うことができました。また、先生やOBの先輩方からもご指摘をいただいたことで、自分たちでは気付かなかった間違いや新たな視点と向き合うことができ、今後のケース分析の進め方について改めて考えることができました。 なお、2年生のケース分析は11月から行われる公開ゼミで一年生に向けて発表する予定です。 合宿二日目は横浜テクノタワーホテルファミールで日経ストックリーグのレポート提出にむけた中間発表を行いました。 日経ストックリーグには、学年の垣根を越えたチームで参加します。チーム内で最近のニュースや興味のある事柄からテーマを決め、それに準ずる企業をスクリーニングなどを通して選出し、仮想投資を行います。
先生やOBの先輩方、また他のゼミ生からテーマや調査方法の間違いの指摘や、これから先どのように調査を進めていくか、などのアドバイスをいただきました。 一月のレポート提出期限に向けて、完成に向けてさらなるブラッシュアップをしていきたいです。 合宿の最後に、夏合宿で最も活躍したMVPを決める投票が行われました。 今回の夏合宿では、19期の八木沢真美さんがMVPを受賞されました。
見事、MVPを受賞された八木沢さんからコメントをいただきました。

 投票して下さった皆さん、ありがとうございました。発表会では、各発表者の研究結果である発表内容がより深い分析になるよう、議論を深める発言をすることを心がけていました。発言数の多さを投票理由として下さった方がいて、目標が結果にも表れたのだと実感できました。  夏合宿に向けては合宿参加者全員で準備を行ってきましたが、仲間と議論しながらの運営準備はやりがいのあるものでした。先生や先輩方のご協力のもと、夏合宿を無事終えることが出来ましたことを、この場をお借りして感謝申し上げます。

八木沢さん、おめでとうございます。 夏合宿は夏休み前、そして夏休みにゼミ生が頑張ってきた集大成の場です。夏休み、各々が真剣に取り組んできた成果を発揮する大きなイベントになったはずです。今回の夏合宿では、運営面においてもゼミ生が主体となって行いました。夏合宿を通して、新たな知識を得ることができたのは勿論、その他の様々な面においても大きく成長できたことと思います。夏合宿で学んだことを今後のゼミ生活に活かしていきたいと思います。 最後に夏合宿を振り返っての感想を19期・20期のゼミ幹事のお二人に述べていただきました。

 夏合宿を終えてコンセプトである「不易流行」が実現できたと感じました。それはOBさんがお忙しい中夏合宿に駆けつけ、アドバイスを下さったことや、先輩後輩関係なしに意見を言い合う間柄がある中條ゼミの「縦の繋がりの強さ」があるからこそ実現できたのだと思います。 今後のゼミ活動においても、夏合宿で感じることができた中條ゼミの良さを活かし、中條ゼミの発展に貢献していきたいと改めて思いました。


 合宿をする意味とは何でしょうか?それはゼミとして情報を共有するだけでなく、チームとしての一体感を高めることだと私は思っています。二日に亘る発表会の中で数多くの発表を聞けたこと、また自分たちの発表を聞いてもらえ新しい考え方を吸収できたことで、より知識が深まりました。そして更に食事会や懇親会において先生やOBさんの方々を含めたゼミの皆様と会話ができたことでゼミの縦の繋がりがより強くなったと思いました。今回の合宿の目標である「不易流行」の通り、ゼミ全体での一体感をまた新たに高めることができたと感じました。

最後になりましたが、今回お忙しい中参加してくださった中條先生、OBの先輩方に深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

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2011年度

■2011年度 ストックリーグ交流会@横浜市立大学■

2月4日、横浜市立大学にて関西大学とのストックリーグ交流会を開催致しました。

日本経済新聞社が主催する日経ストックリーグに中條ゼミのゼミ生が参加し始めて今年度で6回目となります。この度、関西大学の乙政ゼミからお誘いいただき、報告会という形で初めてストックリーグ交流会という機会を設けることができました。今回は乙政ゼミの方々に横浜市立大学にお越しいただきました。

乙政ゼミ、中條ゼミから各班ずつ選出し、それぞれ進めている研究内容、主にテーマ決定理由やスクリーニング方法、スクリーニングの結果最終的に選定した投資銘柄等を発表していきました。 CSR活動など考慮した上で今後日本を牽引していくであろう企業を選出していった班や2011年サッカーシーンで活躍したなでしこJAPANを参考に企業を選定した班などがあり、いずれのチームも論理的かつ独創的なポートフォリオを作成していました。

各班発表後には質疑応答の時間を設け、それぞれのゼミ内では得ることのできなかった新たな視点からの意見を交換し合うことができました。今回の交流会を通して、1月提出のレポートを作成していく上で新たに踏まえるべきポイントを掴むことができたのではないでしょうか。

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2010年度

■2010年度 公開ゼミ■

2010年12月15日と2011年1月11日に公開ゼミが行われました。 公開ゼミは、来年度2年生になる1年生がゼミを選ぶにあたって、中條ゼミが普段どのような学習をしているかを知り、ゼミ選択の参考にしてもらうために毎年開かれているものです。 発表を行う現2年生にとっても公開ゼミは、半年を通して作り上げたケース分析を先輩方や1年生に見ていただく大切な機会です。 ケース分析の対象企業は、江崎グリコ株式会社と株式会社ゼンショーです。 12月の公開ゼミではグリコ班が、1月の公開ゼミではゼンショー班がそれぞれ発表しました。

まず始めに3年生の代表からあいさつがあり、続いて2年生の代表から中條ゼミがどのように学習を進めているのかなど、ゼミの概要について紹介がありました。 次に2年生によるケース発表が行われました。

発表後は他学年のゼミ生からも質問が飛び交い、積極的な質疑応答の時間となりました。1年生からは、用語集があったのでわかりやすかった、財務分析の学習をしたい、などといった感想を頂きました。公開ゼミ終了後、1年生がゼミ生に個別に質問できる時間を設けました。 ゼミ生たちは、1年生の発表内容やゼミ活動に関する様々な疑問に答えていました。和やかな雰囲気の中で話し合うことができました。また、公開ゼミに先立って説明会も行われました。

ここでは中條ゼミで身につくスキル、今年度のゼミの進め方などを紹介し、そのあとはゼミ生が個別に質問に対応しました。1年生は、2年生が使ってきた教科書を見たり、発表の方法などをゼミ生に熱心に質問したりしていました。

また、公開ゼミに先立って説明会も行われました。説明会や公開ゼミを通じ、より多くの方々に中條ゼミのことを知って頂ける機会となりました。来て下さった方々、本当にありがとうございました。

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■2010年度 日経ストックリーグ表彰式@日経ホール■


中條ゼミのゼミ生は2009年度に、日本経済新聞社が主催している、中学生・高校生・大学生を対象にした「自主テーマによるポートフォリオ学習」および「レポートコンテスト」である、日経STOCKリーグに参加致しました。中條ゼミは2006年度から参加しており、今年で4年目ということになります。今年度は、1599チーム、6398人が頂点を目指して参加しました。 中條ゼミでは、企業分析や企業価値評価等について勉強していますが、このように実際に企業のスクリーニングを体験できることはゼミ生にとって貴重な機会となっています。特に、企業分析では一企業の戦略について考えることが多いので、ストックリーグを通じた学習は新鮮で、非常に大事な経験です。 チームは、ゼミ内での交流を深めるために先輩と後輩で構成しています。そのためストックリーグは、縦の繋がりを大事にする環境となっており、私達にとって良い「学習の場」となっています。 毎年素晴らしい作品が表彰される中、本年度は、見事TEAM KOJIMA班(班員:リーダー・福田洋祐、八木孝之、上村徹、高橋航)が敢闘賞を受賞致しました。

レポートのテーマは、「次世代エコ成長企業を探し出せ~企業のエコ成長企業~」です。 以下、TEAM KOJIMA班のリーダー福田さんから、評価に繋がるポイントについてのコメントを頂きましたので紹介します。

~TEAM KOJIMAのリーダー福田さんによるコメント~
今回のレポートが評価されたポイントは、3点ありました。
①客観的データを用いた定量分析が理論的であったこと、②他レポートの差別化が為されていたこと、③論理性とビジュアル(図表)で訴えるレポートであることです。 ①は、定量的に分析した結果を株式投資に反映させた際、それが収益に結びつくまでの過程が論理的であるかということです。今回のレポートでは、環境会計を軸とした投資リターンと事業収益の融合がそれに当たります。  ②は、他人と同じテーマで如何に独自性を出すかということです。今回のレポートでは、「環境・エコ」という注目度の高いテーマにおいて、徹底的に定量分析にこだわっていた点、コストとリターン(収益率)という考えを取り入れた点が評価されました。 ③は、内容が整理されて読みやすいということです。数あるレポートの中から注目されるために、わかりやすい図や表を多用することを当初から心がけていました。


コメントから、TEAM KOJIMA班の戦略がとても良く練られていたことがわかります。今後、受賞を目指すチームの参考になればと思います。また、その他にも中條ゼミから2班が入賞致しました。
  ・Best Sailors Of The Relationship~リレーション構築企業が生き残る~
    (班員:リーダー・納谷聡美、ザオウェンティン、渡嘉敷航、富田早百合)
  ・Yokohama Contributory Unit~横浜貢献企業を探し出せ~
    (班員:リーダー・花田遊、小林亜沙子、宮田友也、横山英明)

全体的な御講評としては、今年はテーマにfocusしたレポートが多かったので、分析手法に凝ったレポート(昨年の行動ファイナンス論に注目したレポートなど)も見てみたいとのことでした。今年出場されるチームは、このようなレポートを意識しても良いのではないでしょうか。 最後に、表彰式では、審査員の方々から貴重なお話を色々と頂きました。第11回のストックリーグに時には、今回のストックリーグを通じて学んだことを生かして取り組みたいと思います。 毎年主催してくださっている日本経済新聞社の方や、ご協賛企業の方々に感謝いたします。

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2009年度

■2009年度 公開ゼミ■


11月20日、12月13日と1月13日に、2年次から所属するゼミの選択を行う1年生向けに、中條ゼミを紹介するために公開ゼミを開催いたしました。 公開ゼミの内容は、中條先生からのゼミに関してのお話やゼミ幹事からのお話と、普段のゼミの雰囲気を知っていただくための、2年生によるケース(企業分析)発表を行いました。
実際の発表している場面です。いつものゼミと同じようにパワーポイントを使用して行いました。上の写真は、株式会社ローソンの分析発表の様子です。

上の写真は株式会社ソフトバンクの分析発表の様子です。発表後には、質疑応答の時間が設けられました。2年生が行ったケース分析の対象企業は、株式会社ローソン、株式会社ソフトバンク、株式会社任天堂です。 現役生にとっても、ゼミ生以外の方の前で発表するのは一味違っており、予備知識のない聞き手を意識して発表するいい経験になったと思います。参加して下さった1年生の皆さん、ありがとうございました。

参加者のコメント
■先生の会計ゼミ全般についての説明が分かりやすかった。生のゼミを体験できてとても有意義だった。
■ソフトバンクという企業を調べるにあたり、その企業についてだけでなく、業界全体への下調べを行い、分析の材料にする等深く作りこまれていると考えました。金銭の調達方法について考える、という部分に今回の発表では興味を持ちました。
■発表の内容がとても高度で正直ついていけるのかなっていうのは不安になりました。でも、先輩に実際の話を聞いてみて「自分のなりたい姿」に近づくためには2年からのやる気が必要だと思いました。
■質問をどんどんできている点に、ただただびっくりしていました…自分もあんなふうに質問できたら、と思いました。大変そうだけど、とてもひかれました。
■発表内容が、私には難しくてついていけない部分がたくさんありました。でも、質問を投げかけてくれたり、補足説明をして下さって、わかりやすいように配慮して下さったりと、知識の少ない私でも興味を持つことができたので、分からないことも理解できるようになりたいと思いました。会計的な視点から企業分析していくことは、経営的視点から見ていくことよりも、核心に迫った、企業の本質を見抜くことができるのかなと感じました。発表後の質疑応答での意見交換も活発で、良い刺激を受けました。有意義な時間を有難うございました。
■1年生の教養ゼミの発表とはレベルのも風格も格段に上でとても驚きました。わずか半年でこれだけの発表ができるなんて信じられません。財務的視点+経営的視点で学べるとあってとても興味をそそられました。


 来て下さった方々、本当にありがとうございました。

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■2009年度 中條ゼミOB・OG勉強会 at ビデオホール■


今年度のOB・OG会は、ご卒業され社会で活躍なさっている先輩10名にお越しいただきました。今回は開催のコンセプトを「理想の社会人像を描くきっかけとする」とし、OBの先輩方からも御講演いただきました。
レジュメや名札の用意を万端にし、いよいよOB・OGさん方をお迎えします。  OB・OG会はお昼すぎから開始致しました。中條先生のお話の後、現役生の企業分析を発表いたします。発表は、夏合宿でグループ賞を受賞いたしました2年生のローソン班と、3年生からは日揮班が各学年を代表して務めました。
夏合宿で指摘された点を調べ、いつもと違う雰囲気に緊張しながらもOB・OG会に臨みました。発表後は先輩方からのコメントも頂きました。実務を通した視点から貴重なコメントを頂きました。ゼミ生も普段のゼミとは違う視点からの指摘に刺激を受けました。

また、去年卒業された先輩より「新入OBの現状報告」というタイトルでご講演して頂きました。2:6:2の規則やモチベーションについてお話し下さいました。ゼミ生一同真剣な姿勢で拝聴し、積極的に質問も行いました。

勉強会が終わった後は、夕食会を開催いたしました。お仕事などの都合で勉強会にいらっしゃられなかった先輩2名も、合流して下さいました。現役生は一様に先輩方と交流を深められたようで、楽しい雰囲気となりました。 ゼミ生にとって、たくさん学んだ一日となりました。


特別企画!発表者にインタビュー!~OBさんたちの前で発表した感想を教えてください~
[日揮班]西本亨奈さん:半年間行ってきたケース分析を先輩方に見ていただき、様々な点で的確なアドバイスをいただきました。社会人になると「こんな視点も持てるようになるのだ」と感じ、もっと視野を広げて分析を進めていかなければいけないと感じました。また、プレゼンでもOBの方の堂々 とした公演を目の当たりにし、「もっとこうできる、こうしなくちゃいけない」ということを具体的に自覚でき、知識面、プレゼン面で勉強になることばかりのとても有意義な時間でした。

[ローソン班]泉山達也さん:OB・OG会に向けて言葉づかい、目線、身振り等を意識して発表の準備を行いましたが、 普段OB・OG会のようにマイクを持ち大勢の人の前で発表する機会はありませんので非常に緊張し、あまり上手くプレゼンテーションできませんでしたが、 一方で自分にとって非常に大きな経験値となったと思います。今後、もしも大勢の前で話す機会が与えられたならば、 OB・OG会で学んだ事を活かしさらに良いプレゼンテーションができたらなと思います。


ゼミ生の感想
■先輩方が中條ゼミで学んだ様々なことが現在も社会人生活の中で活きているということ、そして我々後輩にも中條ゼミから多くのことを学んでいってほしいと思っていただいていることを強く感じた一日だった。・17期生として初めて卒業された先輩方との勉強会を経験させて頂き、本当に実りのある1日であった。先輩方のおっしゃるお言葉には常に重みがあり、現役としてとても刺激を受けた。・勉強会から、一次会、二次会とOB・OGの方々からお話を聞くことで、自分の将来について考える良い刺激をもらうことが出来た。
■中條先生からはじまり、数々の先輩方に受け継がれてきたメッセージを私達もしっかり受け継ぎ、そして次回お会いするときには更に成長した姿をお見せすることで、中條先生、先輩方への恩返しとさせていただきたい。
■一番刺激を受けたのが、OGさんからのお話で、社会人としてというよりも、理想の人物像としての方が正しいかもしれないが、私は「自分の信じた道を突き進める人」になりたいと思った。それには、お話の中でもおっしゃられたように、絶対的な周囲の支えと、あきらめない心が必要なのだと思う。・私にとってはすべてが勉強になった一日だった。・今回、来ていただいたOBOGの先輩方から本当に刺激的なご講演をしていただけたことを嬉しく思っている。先輩からのお話にあったように、作業の好不調は誰しもつき物だと思うが、どんなときでもやるべきことをしっかりやっていくという確固たる信念を持って課題に取り組むことが今自分には必要だと感じている。
■就活を控えている身として、今一度自分の立場を見直すきっかけとなったのではないかと思っている。 ・高い目標を常に掲げ一生懸命頑張り、認められた時には嬉しくて泣き、ダメだったときには悔しくて泣けるぐらい自分自身もっと努力していきたい。
■この勉強会を通して、まだまだ自分は出来ることがたくさんあるとわかった。この機会を通じてもっと自分を成長させられるように努力していきたいと思う。
■このような場を頂き多くの刺激を受け、改めて中條ゼミの「縦のつながり」の凄さに気付かされた。
■まだぼんやりとしている社会人像だが、自身の社会人像にむけてまず講演していただいた先輩のように気持ちを伝えるスピーチが出来るよう努力したいと思う。

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■2009年度 夏合宿 at リバブルスクエア■


今年の夏合宿のテーマは「集大成の場~さらなる飛躍へ~」と定めました。夏合宿という場は、中條ゼミで学んできた知識、チームワークの集大成をゼミ全体に向けて発表する機会であると同時に、今後の飛躍への通過点でもあると考え、このようなテーマを掲げました。 準備風景。各班、夏合宿のためにディスカッションを重ねて、準備してまいりました。ゼミ室で、時には情報実習室で、時にはオープンラウンジで。
夏合宿当日(9月16日)の流れ。午前中は、学年を超えた班で取り組んでいる日経ストックリーグの中間発表です。1月のレポート提出に向けて、問題意識やそれに伴った自分たちのテーマを発表しました。各班、2年生が発表を行いました。発表後は、積極的に質問も飛び交っていました。
昼食は和気あいあい、休憩時間はリラックスしているようです。

今回の夏合宿の記念品として特別デザインのボールペンを中條先生とOGの方から寄贈して頂きました。ありがとうございます。これからゼミの時間でも使えそうですね。大切に使わせて頂きます。
午後は企業のケース分析の発表を行いました。 ケース分析は2年生3班がそれぞれ任天堂、ローソン、ソフトバンクを、3年生3班が日揮、王子製紙、花王を発表しました。ケース分析はそれまで学んできた会計の知識を活用し、実際の財務諸表を経営戦略と結びつけて企業の強みを探っていきます。およそ半年間のグループワークの成果が問われます。2年生はパワーポントで資料を作成、3年生はパワーポイントとワードで資料を作成し発表しました。

全ての発表が終了した後、受賞の審査と表彰式が行われました。夏合宿では、ゼミ生が各々で掲げた目標に向けて取り組みます。今年度も昨年度同様に、その目標に対する達成度や研究発表の成果などをゼミ生同士で評価し合い、その得点をもとに個人賞(MVP)を選出致しました。また、発表が素晴らしかった班をゼミ生の投票によって、ストックリーググループ賞、2年グループ賞、3年グループ賞を選出致しました。今年度は特別にOGの先輩からの個人特別賞も設けられました。
今回、見事に受賞したのは…MVP賞 納谷聡美 特別個人賞 鴨志田裕輔 2年グループ章 ローソン班 3年グループ賞 日揮班 ストックリーググループ賞 西本班受賞作品を見てみる受賞者には、厳選された賞品が贈られます。(詳しくはNEXTページへ)おめでとうございます。 夕食の際には、都内ということもあり多くのOBさんにお越しいただき、貴重なお話を伺うことができました。ありがとうございました。


ゼミ生の感想
■準備段階も含めて夏合宿を通じて、ゼミ生との仲が一層深まった。お互いのことを指摘し合える、ともに成長できる仲間ができて本当に良かったと思う。
■ケース発表もストックリーグ中間発表も先生方やゼミ生から多くのアドバイスを頂いた。今後、進めていく中で活用したい。
■こんなに充実していた夏休みは初めてだった。
■理論と実践の融合、そしてケース分析をより良いものにするためには「いかに考え」「いかに理論と実践を融合させるか」そして「どこまで頑張れるのか」が大切だと感じた。
■夏合宿においてまだまだ勉強が足りないことを痛感した。
■ゼミ生が皆で勉強に打ち込める環境は大変恵まれていると思う。
■他の人と比較して、質問・意見への対応に関して特に課題があることがはっきりした。これらの課題をしっかり振り返り、今後意識していくことで「さらなる飛躍へ」繋げていかなくてはならないと思う。


特別企画①!個人受賞者インタビューMVP賞 納谷聡美さん
1.受賞した感想を教えてください。
ゼミ生は皆、夏合宿に向けて頑張っている人ばかりでしたので、私が賞をいただけたことには喜びというより驚きを感じました。しかし、その中で選んでいただいたことに対し、夏合宿以降も賞の名前だけにならないよう、パフォーマンスで応えていかなくてはならないと気が引き締まり、大変良い刺激となりました。夏合宿までのことを評価していただいたというよりも、これからもっと頑張れよと励ましていただいたと思っています。
2.賞品は何でしたか?
ハードディスクをいただきました。ゼミのケース分析や普段の発表準備等で多くのデータを扱うので、今までのデータ全てを保存するにはUSBだけでは収まりません。また、バックアップをとるためにもハードディスクがあるととても便利で(過去にゼミ生でUSBをなくしたという人を見てきましたが、まさに顔面蒼白です)、今までのデータを全てそのハードディスクに保存しています。
3.受賞した要因は何だと考えますか?
夏合宿では、学年ごとのケース分析と学年を越えた班で行うストックリーグの中間発表を行いました。そのどちらかだけに注力し、片一方を疎かにしてしまうことだけは嫌でしたので、どちらにも出来る限りの時間を配分し、注力するよう努めました。また、合宿の運営にもアイディアを出す等で貢献できたかと思います。その多方面での努力を皆様に見ていただけたのかと思います。


特別個人賞 鴨志田裕輔さん
1.受賞した感想を教えてください。
同期や後輩以外にも先生から評価を頂いたということで非常に嬉しかったです。しかし今回このような賞を頂いたのも自分一人の力だけではなく、事前の準備で色々アドバイスをくれた他の班員の協力があっての結果だと思います。そのため今回は班を代表して私が賞をいただいたと思っています。
2.賞品は何でしたか?
特注の鉛筆をいただきました。今はまだ部屋に飾ってあります。世界でたった一つのとても貴重な品なので何か特別な機会があれば使いたいと思いますが、大事に保存して将来子どもに自慢するのもありかと思います。
3.受賞した要因は何だと考えますか?
やはり準備を怠らず、最後まで諦めなかったことだと思います。僕は今年から入ゼミした関係もあって合宿の運営などは全くといいほど無知でしたが、今まで自分が勉強してきたことを活かしてゼミ生全体として知識面での底上げができればという思いで取り組んだ結果だと思います。また僕たちの班は比較的に作業も効率的に進み、直前に慌てることなく当日を迎えられたので来年以降参考にしてくれればと思います。


特別企画②!夏合宿の前日&終わった後、何やってましたか?緊急アンケート前日の過ごし方
■最後の調整。朝から夜までゼミ室に籠る。
■いよいよだなっていうわくわくした感じと緊張感が入り混じった複雑な気分。ひたすら発表練習。
■ひたすら作業をし、終了したら家に帰って次の日に備えてさっさと寝ました。
■やるべき事はやっていたので、あんまり不安などはなかった。
■資料作成等の準備に追われ、時間がない焦りを感じ、また後悔を感じた。
■徹夜でケースに取り組んでいました。
■それまでの疲れなどのため、気力のみで動いているためハイテンション!
■「今までやってきたことを出しきりたいことと遅刻しないようにということ」を考えた。
■合宿当日の朝は起きられるかという不安もあり、あまり眠れなかった。
■発表用資料を読んで、八時に寝た。

みなさんいろいろな過ごし方をされてますね。合宿は準備期間を含めた全体を通じて、お互いの深い所まで知る良い機会です。特に緊張感と解放感の狭間を一緒に味わった仲間関係は、出来上がったケース作品と同じもしくはそれ以上の合宿の賜物です。
次の日、もしくは終了後当日の過ごし方
■達成感でいっぱい!そしてゆっくり休みました。
■爆睡。ひたすら寝てたので何も感じません。
■一先ず終わり安心しました。
■とにかく一日ダラダラしてみる。久しぶりに気持ちがリラックスして解放感に浸かれます。
■最寄駅から15分のマクドナルドで読書。
■ほったらかしにしていた彼女と遊びました。
■残り少なくなった夏休みを楽しむために熊本に旅行に行き、夏休みを満喫。
■まだまだ夏休みの課題があったので取り組んだ。
■同期女子でカラオケにいき、なぜか皆アニソン知識を大発揮していました。
■晴れ晴れした気分になったり、凹んだりしました。しかし成長の糧にはなると感じた。
■またOB会に向けて頑張らなきゃっていう気持ちが芽生えた。

大変な準備あっての解放感のようですが、みなさん一様に充実した日を過ごせたようです。

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■2009年度 シンポジウム at ランドマークタワー■

ランドマークタワー13階にあるYCUエクステンションセンターにて行われた「海外進出企業の国際税務マネジメント」というシンポジウムに中條ゼミの有志の学生が参加致しました。中條ゼミではこのようなイベントは不定期に開催しております。今回は中條先生に紹介して頂きました。
近年、企業の経営活動は日本国内だけにとどまらず、国際的に競争するようになってきました。日本企業が国際化する経営競争を打ち勝つためにより効率的な経営が求められており、そこに国際税務マネジメントを勉強する意義があるのではないかと思います。

二重課税などの税務的な問題はプライスウォーターハウスクーパーズ顧問 税理士の岡田至康氏、中国企業の会計観や実務的な問題は信永 中和会計師事務所 公認会計士の山本晃氏、横浜企業の国際進出を中心とした経営関係は横浜企業経営支援財団 常任理事 事務局長の吉 田正博氏によるご講演と質疑応答を拝聴させていただきました。貴重なお話ありがとうございました。


ゼミ生の感想
■海外の会計制度の違いや会計期間の相違の問題点、会計基準の国際的な差異の現実的な問題点について非常に勉強になった。
■ゼミ内での勉強にとどまらず、こういったイベントに参加することで勉強の視野が広がると感じた。
■税制関係に伴って、中国等アジア諸国の会計制度についてもお話が聞け、会計制度にも各国個性が表れることを知ることができた。
■国境を越えた企業活動を促進している一例として私達の身近な横浜市が挙げられており、とても興味深くお話を聞くことが出来た。
■内容の理解は全て出来たわけではないが、海外進出について考えを深めることができた。


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2008年度

■2008年度 公開ゼミatビデオホール■


公開ゼミは、ゼミ選択中の学生に、中條ゼミを知って頂くイベントの一つです。中條ゼミは会計学と財務論の基礎を学んだ上で、それを活かし企業分析を行っています。今回の公開ゼミではその企業分析をゼミ選択中の学生に向けて行いました。発表の理解に役立てて頂けるように、配付資料も準備いたしました。
多くの来場者にお越しいただきました。企業分析のプレゼンテーション以外にも、先生やゼミ幹からゼミの説明が行われました。

公開ゼミは2回開催し、第1回はセコム班、第2回はファナック班が発表を行いました。 パワーポイントによるプレゼンテーションを行い、新たな試みとして2班は2年生のうちから発表内容を論文にまとめることに挑戦しました。 ゼミ生以外の方の前で発表を行えたことは、ゼミ生自身にとっても貴重な経験となりました。   発表後はゼミに関する質疑応答を行いました。来ていただいた方により深く中條ゼミを知って頂けたかと思います。

ゼミ生の感想
■多くの1年生の方々に中條ゼミというものを知っていただく良い機会となったと思う。また、自分としてはあらためて組織力・団結力の働きの大きさを実感させられる非常に良い経験ができた。今後もこうしたチームワークを継続、そして発展させていけるようなゼミにしていきたい。


新入ゼミ生の感想
■何学年かいるのに違和感がなかったのに驚いた。すごく仲が良くて一体感のあるゼミだと思った。
■プレゼンの仕方も分かりやすく、こんなプレゼンがしたいなぁと思うようなレベルの高さだった。
■表を多く使って、また様々な色・図を使ったパワーポイントはすごいと思った。こういったプレゼンが苦手な自分はこんなことができるのか、また、どういった方法で情報収集したらここまでの情報が集まるのかと疑問に感じた。
■このゼミに入ってこういった発表をし、様々な議論を行い、将来社会に出ても恥ずかしくない人材へと成長していきたい。


■2008年度 中條ゼミOB・OG勉強会atビデオホール■


OB・OG勉強会は社会で活躍されている中條ゼミの先輩にお越しいただき、現役生と勉強、交流を致しております。現役生としては社会人としての貴重なお話が拝聴出来るため、スーツを身に纏い先輩方を迎えます。

2008年度は夏合宿でグループ賞を受賞した16期セコム班が現役生を代表してOB・OGの先輩方に対して発表を行いました。実務の観点からアドバイスを頂戴することが出来ますので、非常に勉強になります。OB・OGの先輩方の前での発表なので、現役生の発表者はいつも以上に緊張の面持ちです。

また、今年は2名のOB・OGの先輩方より自己の市場価値の高め方、経営者報酬についてご講演していただきました。普段聞ける話とは異なっていたためか、多くの質問が挙がりました。OB・OGの先輩方貴重なお話ありがとうございました。



ゼミ生の感想
■多くの諸先輩方から社会のこと、就活のこと、学生生活のことなどの貴重なお話を聞き、大変貴重な体験をすることができた。今後の学生生活に活かしていきたいと感じた。
■実際に社会で働いてらっしゃる先輩方のお話を聞くことで、自分も来年就活を迎えるためとても刺激になった。
■OB・OG会では先輩方から仕事の内容はもちろん会社に入ってからの生活や身の回りの変化など聞くことができ、今まで特に意識していなかった業種にも大変興味を持った。
■既に社会人として働いている中條ゼミの先輩方とお話することで、その先輩方を目標、理想像と考えることが出来たので非常に有意義な時間を過ごすことが出来た。また、社会人として働いていく上で何が求められるのかを感じることが出来た。
■通常ゼミとは全く異なる場所と、大勢の先輩方を前に緊張もしたが、大変良い経験をさせていただいた。
■ご講演では自分を成長させていくために、何事にも“意識”を持って取り組むことの重要性を感じた。勉強面だけでなく社会性など、毎日何かしらの目標を持って1日を過ごすなど、まずは意識付けの習慣付けて、それから“成果”を習慣づけたい。
■初対面なのにも関わらずどの先輩も親しみをもってお話しさせていただけてとても嬉しく思った。10年以上存続しているこのゼミの持つ雰囲気の良さ、といったものから出ているのではないかと感じた。
■ご卒業されてからもゼミへのコミットメントを継続されている先輩が数多くいらっしゃることに、現役生として大変嬉しく思い、その精神を受け継いでいかなければならないと強く感じた。

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■2008年度 夏合宿at上郷の森の家■


夏合宿は2年生から4年生まで全学年が一堂に集い夏休みの研究の成果を発表します。後輩にとっては先輩の発表を聞くことができ、また多くの人からアドバイスを頂ける貴重な機会でもあります。2008年の夏合宿では、4年生は卒業論文の中間発表、3年生は京セラの分析とニコンの分析、2年生はセコムの分析とファナックの分析を行いました。

2、3年生の夏合宿の発表はそれまでにインプットした会計の知識を企業分析という形でアウトプットします。発表を成功させるために何度もグループでディスカッションを繰り返して分析を深めていきます。
また、中條ゼミの特徴の一つでもある縦の繋がりもったグループであるストックリーグの班単位で事前に課題に取り組み、中條先生を中心としたケースディスカッションを行いました。今年はMoreland,Keith A, “International Financial Reporting - Inventory Costing at Exxon and BP”, Issues in Accounting Education, 2007; 22 (4), pp.549-562を題材に使用しました。

2008年の夏合宿の特徴として、個人個人で目標を設定し、その目標に対する達成度や研究発表の成果などをゼミ生同士で評価し合い、その得点をもとに個人賞、グループ賞を設けて表彰を行いました。
今年の個人賞の受賞者は14期星洋紀、グループ賞は16期セコム班(納谷聡美、西本亨奈、福田洋祐)が受賞致しました。個人賞の景品は電子手帳、グループ賞は6,000円分の図書カードが授与されました。 16期生は4月に入ゼミしてわずか5ヶ月半の期間ですが、パワーポイントを十分に使いこなして資料作成しています。

夏合宿に向けて中條ゼミ夏合宿Tシャツを作成致しました。また、OGの先輩よりエコバッグを寄与して頂きました。ありがとうございました。

ゼミ生の感想
■夏合宿を通じて期全体の仲が深まり、普段では見せないようなストレートな感情を出し、本気で議論し合えた。
■全体の流れを調整しながら、班員と内容を幾度も議論し試行錯誤を繰り返すこと、積極的にコミットメントする事が出来た。
■班員のモチベーションが下がったときには励まし、遅刻や課題の手抜きがあった場合にはきちんと指摘できたことは今までなかったことなので、その点を徹底でき、成長できた。
■先輩方の発表を聞くことができ、非常に新鮮で勉強になった。
■自分で理解することができない内容も多数あり、勉強不足を感じた。もう一度後期時間があるうちに知識を整理する必要があると痛感した。
■評価シートによる評価があったことで、他人の発表でも「ただなんとなく」ではなく能動的に聞くことができてよかった。
■ゼミTシャツやエコバッグも作っていただいたことは、形として残るものですし非常にうれしく思う。
■合宿は通過点に過ぎないと考え、夏を通して得た反省を活かし、今後も頑張っていきたい。

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