横浜市立大学 医学部 消化器内科学教室

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芝田 渉 先生の論文が掲載されました.

芝田 渉 先生の論文が掲載されました.

芝田 渉 先生(先端医科学研究センター・准教授)の論文が掲載されました.

Shibata W. et al. Incidence and Outcomes of Central Venous Catheter-related Blood Stream Infection in Patients with Inflammatory Bowel Disease in Routine Clinical Practice Setting. Inflamm Bowel Dis. 23(11):2042-2047 (2017).

CVカテーテル感染症は,高度の免疫抑制状態や腸管の炎症を有するIBD患者においては特に注意すべき合併症です.今回はIBDセンター入院患者において,CVカテーテル感染症の発症率や危険因子,転帰について検討を行いました.全CV留置症例のうち約1/4の症例に,平均約3週間でカテーテル感染症の発症を認めました.一方,その発症は免疫調節剤使用の有無には関わらず,CV留置自体が高い感染リスクとなることが示されました.本研究をまとめるにあたり,ご指導,ご協力いただきましたすべての皆様に感謝申し上げます.(芝田)