芝田 渉 先生の論文が掲載されました.
芝田 渉 先生(先端医科学研究センター・准教授)の論文が掲載されました.
CVカテーテル感染症は,高度の免疫抑制状態や腸管の炎症を有するIBD患者においては特に注意すべき合併症です.今回はIBDセンター入院患者において,CVカテーテル感染症の発症率や危険因子,転帰について検討を行いました.全CV留置症例のうち約1/4の症例に,平均約3週間でカテーテル感染症の発症を認めました.一方,その発症は免疫調節剤使用の有無には関わらず,CV留置自体が高い感染リスクとなることが示されました.本研究をまとめるにあたり,ご指導,ご協力いただきましたすべての皆様に感謝申し上げます.(芝田)