谷口 勝城 先生の論文が掲載されました.
谷口 勝城 先生(初期臨床研修医)の論文が掲載されました.
家族性大腸腺腫症ではH.pylori感染により胃癌発症のリスクが高くなるとの報告がなされています.H.pylori陰性であるにも関わらず,多発早期胃癌を発症した家族性大腸腺腫症に対して内視鏡的粘膜下層剥離術にて治療しえた大変貴重な1例を経験しました.本論文が家族性大腸腺腫症の早期胃癌の発見に内視鏡が有用というだけでなく,胃癌発症のメカニズム解明の一助になれば幸いです.ご指導くださいました先生方に深謝申し上げます.(谷口)