横浜市立大学 医学部 消化器内科学教室

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国崎 玲子先生(IBDセンター)の論文が掲載されました.

国崎 玲子先生(IBDセンター)の論文が掲載されました.

Guselkumab-mediated marked improvement in a case of refractory ulcerative colitis resistant to mirikizumab: evidence for switching between IL-23p19 inhibitors.J Crohns Colitis. 2025 Dec 15:jjaf230.

新規IBD治療薬である,IL-23p19抗体製剤の総説に対するletterです.

現在,入手可能なIL-23p19抗体は3剤ありますが,1剤が無効だった場合,他のIL-23p19製剤に変更することに意味があるか,他の作用機序の薬剤に変更すべきかが議論の的となってします.しかし,その問題を明らかにするデータはありません.

letterでは,L-23p19抗体製剤の1剤が無効だったが,他のIL-23p19抗体製剤への切り替え後に劇的に改善した症例を提示し,同じIL-23p19抗体製剤間の切り替えに意味がある可能性を示しました.

最後に,患者様を日々共に診て下さっているIBDセンター全スタッフの皆様,御指導賜りました木村部長,前田教授に,この場をお借りし深謝申し上げます.(国崎)