第107回 日本消化器内視鏡学会総会
5月30日から6月1日まで第107回日本消化器内視鏡学会総会が開催されました。
当教室からは主題10演題、一般演題13演題と多数の医師が発表を行い、大変盛り上がる学会となりました。今後とも内視鏡診療の発展に貢献できるよう、教室からの発表・論文を増やしていきたいと思います。
【シンポジウム】
・潰瘍性大腸炎併発腫瘍に対するESDの技術的妥当性の検討(西尾匡史・市民総合医療センター)
・十二指腸乳頭に近接する非乳頭部腫瘍に対するESDの戦略(小林亮介・市民総合医療センター)
【パネルディスカッション】
・抗血栓薬継続服用者に対する内視鏡的手縫い縫合による創閉鎖の胃ESD後出血予防効果:多機関共同第II相試験(平澤欣吾・市民総合医療センター)
・外科と内視鏡のHybrid EFTR:Endoscopic Resection with One Port Placement(EROPP)の有用性(平澤欣吾・市民総合医療センター)
・EST関連出血における抗血栓薬内服の影響(七里頼子・市民総合医療センター)
・閉塞性大腸癌に対するBTS大腸ステント留置後のステント閉塞リスク因子の検討(金村知輝・市民総合医療センター)
【ワークショップ】
・再出血を来たす出血性十二指腸潰瘍の特徴と対応(諸橋啓太・市民総合医療センター)
・EST関連出血に対するマネジメント(吉村勇人・市民総合医療センター)
・Endoscopic resection with one port placement: hybrid endoscopic treatment for introducing EFTR(澤田敦史・市民総合医療センター)
・当院における出血性十二指腸潰瘍に対する吸収性局所止血剤(ピュアスタット®)の使用成績の検討(福地剛英・藤沢市民病院)
【特別プログラム】
・The advantage of novel peroral cholangioscopy(土屋洋省・市民総合医療センター)
【口演】
・当院のEUS-HGS初学者教育について(大石梨津子・市民総合医療センター)
・胆道癌の表層進展診断におけるmapping biopsyの有用性(阿南秀征・附属病院)
・Double-guidewire techniqueの治療成績と挿管法(三輪治生・市民総合医療センター)
【ポスター】
・大腸ポリープにおけるcold snare polypectomyのスネアサイズの違いによる治療成績の比較検討(池田良輔・附属病院)
・食道癌CRT/RT後の再発病変に対するSalvage ESDの短期・長期治療成績(厚坂励生・市民総合医療センター)
・IPMN壁在結節に対するEUS診断(遠藤和樹・市民総合医療センター)
・平坦型/結節浸潤型遠位胆管癌の術前診断における画像診断の役割(鈴木悠一・附属病院)
・IPMN患者への連続膵液細胞診の検討(小俣亜梨沙・横浜市南部病院)
・切除適応のIPMNの現状と課題(合田賢弘・附属病院)
・大腸内視鏡治療困難症例に対するwater pressure methodを用いたESDの治療成績(尾関雄一郎・市民総合医療センター)
・Consideration of difficult case of diagnosed pancreatic tumors by EUS-FNB at our hospital.(入江邦泰・附属病院)
・高齢者へのDEX+Prop併用ERCP検査の安全性の検討(石野勇康・横浜市南部病院)