横浜市立大学 医学部 消化器内科学教室

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須江 聡一郎先生(附属・助教)の論文が掲載されました.

須江 聡一郎先生(附属・助教)の論文が掲載されました.

Prospective Study of Vonoprazan-Based First-Line Triple Therapy with Amoxicillin and Metronidazole for Clarithromycin-Resistant Helicobacter pylori.J Clin Med. 2023 Aug 22;12(17):5443.

本研究はクラリスロマイシン耐性のピロリ菌一次除菌においてボノプラザン・アモキシシリン・メトロニダゾールでの3剤治療の,クラリスロマイシン耐性のピロリ菌一次除菌におけるボノプラザン・アモキシシリン・クラリスロマイシンでの3剤除菌治療のヒストリカルコントロールと比較した,優越性を検討した前向き介入試験です.現在「H. pylori感染の診断と治療のガイドライン」の改訂にガイドライン委員として携わっていますが,本研究の結果はピロリ菌の感受性結果に基づく個別化治療の重要なエビデンスであると考えています.本研究は附属病院と横須賀市民病院で実施しました.研究にご協力頂いた皆様に感謝いたします.現在いくつかのピロリ除菌の研究を論文投稿中で,多数の特定臨床研究も実施中です.引き続きご協力のほどよろしくお願い致します.(須江)