横浜市立大学 医学部 消化器内科学教室

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尾関 雄一郎先生の論文が掲載されました.

尾関 雄一郎先生の論文が掲載されました.

尾関 雄一郎先生(センター病院)の論文が掲載されました.

Learning curve analysis for duodenal endoscopic submucosal dissection: a single-operator experience.J Gastroenterol Hepatol. 2022 Sep 6.

手技習得のラーニングカーブの評価には,いくつかの方法が報告されています.今回は腹腔鏡下手術やロボット手術の報告でしばしば用いられているCumulative sum analysisを利用して,十二指腸ESDのラーニングカーブを評価する試みをしました.結果は,大腸ESDで熟練した術者にとっても,十二指腸ESDの技術安定には十二指腸ESD自体の経験が25例は必要であるというものでした.今回は比較的新しい手技のラーニングカーブを1人の術者を対象に解析しましたが,今後は複数の術者のラーニングカーブを比較・統合するなど様々な研究に応用可能と考えています.丁寧なご指導を頂きました平澤先生,前田教授,執筆の機会を頂いたセンター病院消化管チームの皆様に深く感謝を申し上げます.(尾関)