福島 泰斗先生の論文が掲載されました.
肝動脈化学塞栓療法(TACE)を行う際に,油性造影剤であるリピオドールと塞栓材であるジェルパートを使用するconventional TACE (C-TACE)が従来行われていますが,薬剤溶出性ビーズであるへパスフィアーを使用したTACE(SAP-TACE)が近年普及しています.C-TACE とSAP-TACEの比較検討の報告は少なく,本論文では治療成績の比較を行うとともに,繰り返してTACEを施行することによる肝機能の推移についても検討を行いました.ご指導いただきました森本学先生,前田愼教授に深く感謝申し上げます.(福島)