Wang F先生の論文が掲載されました.
2011年から2013年にEOBMRIを用い,非多血性病変かつ肝細胞相でlow signalを呈する病変の変化を前向きに検討した論文.中央値644(220–2912)日間のフォローアップ後, 20病変が多血となり,9病変は非多血のままでした.肝細胞相での病変のintensity signalと非病変部のintensity signalの比をコントラスト比と定義すると,多血群はコントラスト比が徐々に低下しlow signalになるが,非多血群は徐々に上昇しiso signalになっていく.HBPのコントラスト比の低下傾向は多血化への予知として有用である可能性がある.多くの先生方に御協力いただき深謝申し上げます.(沼田)