横浜市立大学 医学部 消化器内科学教室

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谷口 勝城先生の論文が掲載されました.

谷口 勝城先生の論文が掲載されました.

谷口 勝城先生(三井記念病院・後期研修医)の論文が掲載されました.

Correlation between the macroscopic severity of Crohn’s disease in resected intestine and bowel wall thickness evaluated by water-immersion ultrasonography. Scand J Gastroenterol. 2019 Nov;54(11):1331-1338.

クローン病の切除腸管に対して水浸法による壁厚測定を行い,病変の進行と共に壁厚が増加することを示すことができました.これまでは内視鏡による病状把握がスタンダードでありましたが,超音波検査では侵襲なく病状のモニタリングを行うことが可能になります. 本研究によりクローン病に対する超音波の有用性を示すことでクローン病に対する超音波検査が普及し,長期間にわたる治療が必要なクローン病の患者さんの負担を少しでも軽減できればこの上なく嬉しく思います. 論文執筆にあたりご指導いただきました国崎先生, 前田教授をはじめ当教室の諸先生方に深謝申し上げます.(谷口)