石井 泰明 先生の論文が掲載されました.
石井 泰明 先生(大学院生)の論文が掲載されました.
胃ESD後の人工潰瘍治癒に関して,附属病院および市民総合医療センターの2施設協同で施行したエソメプラゾールとボノプラザンの前向き比較試験の論文です.
対象がESD後出血高リスク群である抗血栓症薬内服患者を除外してはいるものの,4週後の潰瘍縮小率はエソメプラゾール群で97.5%,ボノプラザン群で96.8%といずれも良好な潰瘍治癒を認めており,新規アシッドブロッカーであるボノプラザンの有効性及び既存のエソメプラゾールの有効性が確認されました.本論文執筆にあたりご協力いただきました2病院の先生方,内視鏡室スタッフの皆様,そしてご指導いただきました前田教授に深謝申し上げます.(石井)