横浜市立大学 医学部 消化器内科学教室

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西郡 修平 先生の論文が掲載されました.

西郡 修平 先生の論文が掲載されました.

西郡 修平 先生(附属市民総合医療センター・大学院生)の論文が掲載されました.

Nishigori S. et al. Fusion imaging with contrast-enhanced ultrasonography for evaluating the early therapeutic efficacy of radiofrequency ablation for small hypervascular hepatocellular carcinomas with iso-echoic or unclear margins on conventional ultrasonography. J Med Ultrason. [Epub ahead of print] (2018).

B-mode超音波では等エコーまたは境界不明瞭で同定困難な多血性肝細胞癌に対するRFAの融合画像を用いた造影超音波による早期治療効果判定の有用性を検討した論文です.
現在RFA後の治療評価は造影CTやEOB-MRIが行われていますが,融合画像を用いた造影超音波によるRFA翌日の治療評価判定はRFA一か月後のそれらのモダリティと比較してほぼ同等でした(感度97%,特異度100%,正診率98%).この方法を用いればRFA後の造影CTやEOB-MRIを省くことができ,放射線被曝やコスト低減につながると考えます.
本論文をまとめるにあたり,ご指導いただいた沼田先生,前田先生,またご協力いただいた全ての先生方に感謝申し上げます.(西郡)